さて、昨日の続きです。
恐竜博を見学した一行は、昼食を食べて、しばしお土産を選び、その後は山手線で
寄生虫館へ向かいました。
寄生虫館は目黒にあり、「世界でただひとつの
寄生虫の博物館」です。
結構有名で、僕の友達が
寄生虫館で買ったエコバッグを持ってたり、数年前生物を教えていた先生は、ここで買った
寄生虫Tシャツを着てきたことがあったそうです。
目黒駅からやや離れたところにありましたが、ようやく到着。
国や
自治体の補助なしに、基本金と寄付金で運営しているせいか、普通のビルのようないでたちです。
しかし、中に入ってみると…
こんな感じにずら~っと並んでいました。これはほんの一部ですよ。
当たり前ですがすべて
寄生虫が入っていて、苦手な人が見たらさぞかしグロテスクに感じることでしょう。
アオウミガメの目まわりに寄生するそうです。
この
寄生虫以上に、ウミガメの生首がビンに入ってるのが
インパクトありました。
結構有名ですよね。生物部でも、なんどかカマキリを捕まえてきて、
ハリガネムシを出させたことがあります。
生きてるうちは、ほんとに針金みたいな感じがします。
そんな感じで、ざっと数百点の標本が並べられてたんじゃないかと思います。
そして、2階へ。
こいつが、この施設の一番の目玉じゃないかと思います。
「
日本海裂頭条虫」、長さは驚異の8、8メートルという化け物です。
そばには長さ8、8メートルの似た形をした白い紐もあり、こいつの大きさが体感できました。
なんかもはや
寄生虫じゃないんじゃないかって思うくらいの大きさです。
これもまたグロテスク…。下のほうにも積もっているのが、より不気味に感じられます。
人間の体内に入るとかなり痛むそうです。
写真を撮り忘れましたが、生物部の採集でおなじみの
カワムツやアユ(
多摩川にはあまりいませんが)、フナといった魚や、普段普通に家で刺身として食べている魚なんかも寄生されていて、ちょっと驚きました。
(
多摩川でとった魚や、解剖したアジや釣った魚を食べたことのあるLaohは大丈夫なのだろうか)
さあ、最後に、昨日最後に訪れた
自然教育園について書いていきます。