桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

研究

樹脂標本作製記 第一話

皆さんこんばんは、ペッパーです。 今日は皆さんお待ちかね(?)の桐朋祭にて展示した水生昆虫の樹脂封入標本の作製記をお送りしていきたいと思います。 使用機材 ・樹脂と硬化剤…Amaz○nで購入 ・小型タッパー(型に使うもの)…百均で購入 ・製氷皿(型に使うもの…

家庭科班(非公式)の活動 タケノコ篇

こんにちわチャリンイダーです。今日は採集のとき捕ってきたタケノコを部室で調理したのでそのことを書きます。というわけでレッツクッキング。 まず採集してきたタケノコです。ここから作っていきます。(筆者はちなみに料理経験はほとんどないです。強いて…

事前学習 ~俺たちの胚発生~

こんばんは。マンファリです。 今月の18日に生物クラブ連盟主催の室内実験講座が行われたのですが、その前のことを今回の記事で紹介します。 勉強は予習・復習が大事だとよく言いますよね。 予習は授業での理解度を上げるため、復習は学んだことを定着させる…

ドジョウのひげの切断実験2

こんにちは、Loachmanです。いよいよ大晦日ですね。 さて、今日は昨日行った人間になれたドジョウのひげの切断実験について書きたいと思います。 今回は家の近くのペットショップで購入した3匹のドジョウを使いました。 今日は、ドジョウのひげの1番上の対と…

ドジョウのひげの切断実験1

どうも、Loachmanです。ひさしぶりの登場です。 今日は、僕の部報のテーマである、「ドジョウのひげの切断実験」について書きたいと思います。 今日は2匹のドジョウのひげを切りました。 ドジョウの5対10本のひげ ドジョウのひげには、味雷というものがあり…

PCR法について。

どうも、バラムンディです。 突然ですが、これを読まれる方は少なからず生物に興味を持っているでしょうから、DNAというものについて、聞いたことくらいはあると思います。 今月20日に、DNAに関する室内実験実習講座が都内の学校で行われます。 我らが生物部…

プラナリア切断記 / 緒論 【保持】

しぐれです。 今年も 『部報』 の時期が近づいてきました。 部報では、部員一人ひとりが個人レポートを作成します。 (個人レポートのとは、部員一人ひとり生物に関する実験を行い、その記録と考察をまとめたレポートです。) 期限として冬休みまでには、なん…

中二と頑張る透明標本 ②

こんにちは高二のマルコヴィッチです。 今回は、エタノール置換の実験を行いました。この作業により、マウスに残っている ホルマリンを抜く事が出来ます。 まず、100%エタノール溶液にマウスを入れます。ここから、約2時間毎に70%→ 50%→30%と濃度を落と…

中二と頑張る透明標本 ①

こんにちは。高二のマルコヴィッチです。 タイトルからお分かりいたただけるように、今回は中二と一緒に(主にバラムンディ君) マウスの透明標本の実験を行いたいと思います。「透明標本って何?」と言う人は http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/178921…

マウス 解剖

どうも、バラムンディです。 お久しぶりですが、今回はマウスの解剖をしました。 そういうのがにがてな人は見ないでください。 準備した物 マウス(アダルト、オス)、解剖バサミ、メス、ピンセット、ヘラ、待ち針10、トレイ、ゴム板 学校で行ったのだが、輸送…

透明標本 鳥類編 第三編一節

こんにちは。高二のマルコヴィッチです。 今回は染色の作業に移りました。 まず、トリプシン入りのホウ酸ナトリウム飽和水溶液から、ヒヨコを取り出し 0.5%の水酸化カリウムに漬けます。そこにアリザリンレッドSという染料を少量 加えます。この染料は生物…

透明標本 鳥類編 第二章一+二節

こんにちは。高二のマルコヴィッチです。 最近、ブログの更新をするのを怠っていて、申し訳ありませんでした。 今回は、透明化の実験の段取りと、透明化の様子をまとめて載せていきたいと 思います。 初めに透明化に必要な溶液を作ります。まず、ホウ酸ナト…

透明標本 鳥類編 第一章三節

こんにちは。高二のマルコヴィッチです。 今回はエタノール処置を行いました。この作業により実験体内の余分な 薬品を抜き取る事が出来ます。 今日のマルコヴィッチは、早起きして早めに学校に着きました。なぜなら、 このエタノール処置に丸一日を使う必要…

透明標本 鳥類編 第一章二節

こんにちは。高二のマルコヴィッチです。 今回は、皮剥ぎと内臓の摘出を行いました。よって内臓の映像が大量に写ります。 苦手な人は注意して下さい。 まず、ホルマリン漬けにしておいた鳥を取り出します。昨日Laohさんが大きな容器 に移しておいてくれまし…

透明標本 鳥類編 第一章一節

こんにちは。高二のマルコヴィッチです。 今回から、透明標本の作製に取り掛かりたいと思います。今回の実験体は ヒヨコです。当初は、ウズラを使用するつもりだったのですが…。まぁ、色々 ありましてヒヨコになりました。はい。前回哺乳類代表として、ピン…

ブリの眼の解剖

こんばんは、バラムンディです。 最近バラムンディは「不審者キャラ」の称号をいただきました。 詳しくは自己紹介欄を見てください。 実験に関して「グロテスク」という言葉を使うのはあまり好きではありませんが、一応そういうのが苦手な人は見ないでくださ…

「生物研究の集い」の際のプリント

Laohです。先日の「生物研究の集い」の際、発表要旨集に掲載した内容のレポートを、ほぼそのまま記事にして、公開したいと思います。 詳細な採集ポイントは、採集地保護のために非公開とさせていただきました。 図の番号がおかしかったり、継ぎはぎなと…

~シリーズ 寒天培地で菌を培養~ その0,5

空には夜の帳が下り、バラムンディはたらこスパゲッティを目の前にしながら、ブログを更新します。 昨日ついに落下菌の実験をしようと思い、ジャガイモ、ブドウ糖などを準備し、いざジャガイモの煮込みを始めようとしたとき、マリオのありがたきお言葉が僕ら…

~高一の挑戦~ 透明標本 最終章

こんにちは。高一のマルコヴィッチです。 今日は、完成した透明標本を、保存する作業を行いました。 まず、実験体を水酸化カリウムから取り出して、水に漬け、どれを 保存するか決めます。 そして、「これだ!」と思ったものを、グリセリンの入った瓶に詰め…

魚の発色

どうも、バラムンディです。 今日は何の脈絡もなく、魚類のことを書きます。研究になってますけどそんなたいそうなものではないです。 もともとぼくの専門(というほど詳しくはないですが)は魚類でしたが、生物部に入る際爬虫類のこともやってみたくて、両派…

~高一の挑戦~ 透明標本 ⑧

こんにちは。高一のマルコヴィッチです。 今回は、脱色の作業に移りました。前回の作業で染めた実験体から、余分な 色素を抜き取っていきます。 まず、0.5%水酸化カリウム水溶液を作ります。水200gにつき、大体1gといった所です。 ↑実験に使った水酸化カリ…

~高一の挑戦~ 透明標本 ⑦

こんにちは。高一のマルコヴィッチです。 今回は、透明化を終え、染色に移ります。染色料には、アリザリンレッドというものを 使います。 まず、ジップロックから、実験体を取り出し、0.5%水酸化カリウム水溶液に移し替えます。 ↑水溶液に漬けてある実験体 …

~高一の挑戦~ 透明標本 ⑥

こんにちは。高一のマルコヴィッチです。 今回は、いよいよ透明化の作業に移りました。ここの結果は、今までの 作業が(皮剥ぎ、内臓摘出など)どれくらいうまくいったかに比例するので、 腕に自信がまだ持てないマルコヴィッチは、これから戦々恐々とする日…

~高一の挑戦~ 透明標本 ⑤

こんにちは。高一のマルコヴィッチです。 今回は、実験体のエタノール処理を行いました。これはどのような物かというと、 ホルマリン漬けになっている実験体をエタノールに漬け、ホルマリンを抜き、さらに 純水を徐徐に注ぎ足しながらエタノールを抜き、最終…

~高一の挑戦~ 透明標本 ④

こんにちは。高一のマルコヴィッチです。 今日は、前回と同じ作業を行ったのですが、その時ホルマリンに浮いてた金魚達を 見ていて気になった事がありました。 この胸鰭にある緑色の物は何でしょうか?「取り忘れた内臓」という人も、「金魚のフン」 と言う…

~高1の挑戦~ 透明標本 ③

こんにちは。高1のマルコヴィッチです。 ②で書き忘れていましたが、金魚を6匹程ホルマリンに漬けていたので、今回はそちらの鱗 と内臓を取る作業をしました。 ↑ホルマリンにinされ、2日立った金魚達 まず金魚の鱗をメスでそぎ落とします。要領としては、ご家…

~高1の挑戦~ 透明標本 ②

こんにちは。高1のマルコヴィッチです。 今回はホルマリンに漬けておいたマウスの皮剥ぎと、内臓の取り出しを行いました。 まず、表面の皮をメスとピンセットを使い丁寧に剥がしました。 ↑ホルマリンから取り出したばかりのマウス 両足の皮を剥がすのはなか…

~高1の挑戦~ 透明標本 ①

こんにちは。高1のマルコヴィッチです。 タイトルを見て、「どういう事?」と思った方もいると思いますので説明しますと、今回の実験の主旨が、 「先輩達の力を借りず、高1だけで透明標本を完成させよう!!」 という物だからです!!。 ‥‥‥はい。なんとな…

かび

こんばんは。マンファリです。 ペニシリンについて ペニシリンとは抗生物質の一種でぺニシリウム・ノッターツムというアオカビと抗菌物質リゾチウムから作られます。 さてこのペニシリンの発見スッコトランドのサー・アレクサンダー・フレミングは研究室でア…

オリジナル えさ

こんにちは。マンファリです。 私は毎年夏に愛知県の木曽川で父親と釣りをしています。その際にペットボトルの罠も仕掛けるのですが、中に入れるえさを試行錯誤しておりました。一番よかったのは、サナギ粉、薄力粉の組み合わせなのですが、サナギ粉を買いに…