ブリの眼の解剖
こんばんは、バラムンディです。
最近バラムンディは「不審者キャラ」の称号をいただきました。
詳しくは自己紹介欄を見てください。
実験に関して「グロテスク」という言葉を使うのはあまり好きではありませんが、一応そういうのが苦手な人は見ないでください。
また、今回はかなり画像あります。ご了承ください。
また、すべてパソコンで調べたことなので、注意はしていますが、間違えがある可能性もあるので、気をつけてください。
今日は熱帯魚のえさを買うついでに、近くのスーパーに付き添いという形で、よりました。
すると、魚のコーナーにブリの頭がおいてありました。
魚の頭はカマという部位でおいしいうえ、バラムンディ的には眼の解剖を一度してみたかったので、値段を聞いてみました。すると、なんと破格の２００円。半端なく安いので、とりあえず買ってきました。
上に乗ってるのと下に落ちてるので２００円。
用意した物
ブリカマ
キッチンバサミ
包丁
ピンセット（あまり必要なかった）
スポイトみたいなやつ。 （噴射力の強いやつがいいでしょう。ゴミを飛ばすときに使います。）
だけです。
ある人はビニールてぶくろも使うといいと思います。（僕は素手です。）
眼に入る前に、口の中とかをさわってみました。
舌や、口の部分部分に、ざらざらしているところがありました。
また、口の、人間で言う唇の部分は、ギザギザしていました。
鰓は、よくある魚とは違って閉じていて、開けませんでした。
こじ開けるのもよかったんですけど、一応食べる予定なので、そこまで破壊するのはやめときました。
そして眼。
まずは眼の周辺をさわって、眼がどこら辺にあるかを何となくつかみます。
初めてで、探り探りでしたが、それからは適当に切っていきます。
といっても、ただやみくもに切ると、筋肉とかでめちゃくちゃになったりするので、できるだけ最小限に切っていきます。
結構硬くて、力が必要でした。もっと小さい魚なら（ニジマスとか）口からハサミを入れていくのもいいでしょう。
このピンクのは、動眼筋というやつのようです。
ただ、これよりも次の画像の、いかにも筋肉って感じのやつを主に使うようです。
ハサミで持ち上げてるところですが、わかりますか？
次の、左上の手の方で持ってるやつもこれと同じです。
因みに、写真では見にくいですが、頭の方を包丁で切り落としちゃいました。
こっちの方が楽なんで。
あ、写真ありました。
次に、視神経を探っていきます。
動眼筋が結構じゃまで、探すのは苦労しました。スポイトとかを使うと、少しは楽になります。
これは真っ白で、動眼筋より丈夫です。
白い細いのが見えますかね。
あれと、奥のすこし太めのやつも視神経です。
因みにブリ（魚全般？）の眼、というか角膜ですかね。これはあまり弾力という言葉は当てはまらなく、硬いです。
プラスチックみたいです。
それから視神経も切って、取り出しました。
つまんでいるのは、さっきから言っている、動眼筋。
そしてつまんでいるのは、視神経。赤いのは血管です。
この写真からわかるように、魚の眼は、人などと違い、球体ではないです。
視神経邪魔だなー。とっちゃおっかな―。と思って取ると、まあ当然ですが、いろいろ出てきちゃいました。
黒いのは網膜のようです。
顕微鏡で見てみたのですが、うちのやつはなんかのもらいもので、性能が低すぎてよくわかりませんでした。
何となくで顕微鏡を買っても、役に立ちません。
ジェル状の何かと、水晶体です。
魚の水晶体は、球体です。人間の場合はこれの厚みを変えてピントを合わせますが、魚の場合はこれを眼の中で動かして、ピントを合わせます。
中を抜きとり、レンズ体と角膜だけになりました。
角膜をよく見てみると、なんか透明な部分がありますよね？
正反対側にも同じようなところがあります。
何なのかよくわかりませんが、ここは他より柔らかめでした。
レンズ体を取りにかかったのですが、何か膜がありました。さっきのと一緒に、今度顧問の先生に聞いてみようと思います。
レンズ体です。
上側が、内側だった方で、すこし凹んでいます。
屈折の感じがちょうどいいんでしょうかね。
本当は字の拡大具合もやってみようと思っていたのですが、手が濡れててあとでやろうと思って見てみたら、白濁してきていて、できる状態じゃありませんでした・・・。
また、ジェル状のと、水晶体はまだ透明でした。
こんな感じで今日は解剖を終わりました。
もう１個の方もやろうと思ってたのですが、めんどくさくなってやりませんでした。
もちろん両方おいしく頂きました。
食べかけですね・・・。本当においしかったです。
知人に相談したら、豚の眼ならやったことあると言われたので、機会があればそっちもやってみたいです。
