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プラナリア切断記 / 緒論 【保持】

しぐれです。
 
今年も 『部報』 の時期が近づいてきました。
部報では、部員一人ひとりが個人レポートを作成します。
(個人レポートのとは、部員一人ひとり生物に関する実験を行い、その記録と考察をまとめたレポートです。)
期限として冬休みまでには、なんらかの結果を残す、というのが目標です。
(冬休みは、レポートをまとめるのに使ってもらいたいので)
 
さて、今回しぐれが取り組むのは、プラナリアの再生についてです。
実験としては、かなりベタなものとなってしまいますが、ご了承ください。
実験には慣れていないので……。
(水生昆虫は次回の部報で。こうご期待!) 
 
 
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プラナリアとは、ナミウズムシを指し、主に清流の石の裏に生息しています。
肉食で、自然界では小型の川虫を捕食しています。
扁形動物で、血管やエラを持たない原始的や生物です。
このプラナリアの最大の特徴は、体中全身が万能細胞でできているところです。
要は、一匹のプラナリアの体を十等分すると、十匹のプラナリアができるわけです。
生物界トップクラスの再生能力を持っています。
 
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プラナリアは、武蔵五日市にて捕獲した個体を使用します。
捕獲したのは、一学期。
それから今日までずっと、小型冷蔵庫で冬眠させていました。
水温が25度を越してしまうと、個体が溶解してしまうからです。
この時期にもなれば、もう溶けることはないでしょう。
 
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プラナリアはビーカーで飼育しています。
換水時は、結構厄介ですが、一番観察しやすいので。
 
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上は普段、下は食事中。
エサは鶏レバー使用。
冷凍保存版!
 
今後、彼らを常温に慣らしたあと、いろいろな角度から切り刻んで、観察していこうと思います。
 
では、今回はこれで終わります。