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みやばやしの昆虫 クロヤマアリ

こんにちは、アンターです。
今日はクロヤマアリについて紹介します。あれ、なんでアンターはアリばかりなのだろうと思った方、それはアンターはほぼアリのことしか知らないからです。
まあ、これは置いといて、本題に入ります。
イメージ 1
部室にて撮影
 
和  名:クロヤマアリ
学  名:Formica japonica
国外分布:北海道、本州、四国、九州
国外分布:ロシア(サハリン、千島、東シベリア)、モンゴル、韓国、台湾(山岳地帯)、中国
イメージ 2ほぼ実寸
もっとも普通に見られるアリの1つで、体長4.5~6mmで、灰色がかかった黒色です。普通にアリといって思い出すのはこのアリか、クロオオアリです。そのうちの小さいほうがクロヤマアリのはずです  。
開けた場所の土中や石下に巣を作ります。巣の深さは1~2mほどで、1つの巣には通常数個体の女王がいます。働きアリの数は、1巣で数千個体ですが、一万個を越した例もあります。
東京では6月から8月上旬の午前中に結婚飛行が行われ、新女王が最初に産んだ卵は約1ヶ月で働きアリになります。