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透明標本 鳥類編 第一章三節

 こんにちは。高二のマルコヴィッチです。
 今回はエタノール処置を行いました。この作業により実験体内の余分な
薬品を抜き取る事が出来ます。
 
 今日のマルコヴィッチは、早起きして早めに学校に着きました。なぜなら、
このエタノール処置に丸一日を使う必要があるからです。学校に着くと、まず
前回の水槽からヒヨコを取り出しました。さらにそのヒヨコを、今度は濃度
90%のエタノール水溶液に漬けて置きました。
イメージ 1
 ↑エタノールが気化しないようにサランラップをしている。
 約二時間後、エタノール水溶液に水を注ぎ足して、濃度70%まで落としました。
 さらに2時間後50%、その2時間後30%と、少しずつ濃度を落としていき、最終的に
純水に漬けて置き、今日の作業を終えました。
イメージ 2
↑純水に漬けてあるヒヨコ 撮影場所  in Laoh’s ロッカー
 
 この作業の薬品の抜け方としては、ホルマリン→エタノール→水と言った所です。
 次は、いよいよ第二章、透明化に移ります。
 
 ではまた。