桐朋生物部のブログ

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透明標本 鳥類編 第一章一節

 こんにちは。高二のマルコヴィッチです。
 今回から、透明標本の作製に取り掛かりたいと思います。今回の実験体は
ヒヨコです。当初は、ウズラを使用するつもりだったのですが…。まぁ、色々
ありましてヒヨコになりました。はい。前回哺乳類代表として、ピンクマウスに
出場してもらい、今回は鳥類です。
 今まで生物部では、哺乳類の他に両生類、魚類などの透明標本を作成してきました。
今回の実験で鳥類の透明標本が出来る事によって、他の生物との骨格の違いのも
わかるし、桐朋祭の展示物も増えるし、良い事ずくめだね。 …。
 長い文章申し訳ありませんでした。実験の様子を書いていきます。
 
 今回実験用のヒヨコは、餌用の冷凍されたものを使用しました。
イメージ 1
↑立方体に固まったヒヨコを解凍して広げたもの
 まず、このヒヨコの毛をむしって皮膚が見えるようにします。これには中二も手伝ってもらいました。
中二は意外な才能を見せ、とっても綺麗に毛をむしっていました。
イメージ 2
↑マルコヴィッチは首の皮をむいてしまった。完全に技術不足
 毛をむしり終わったら、これらをホルマリンに漬けて置きます。皮膚が硬くなったら
剥く予定なのですが、マルコヴィッチが扱ったヒヨコだけは、すでに皮をある程度取った
状態でホルマリン漬けにしました。なんでかって?間違えて取ってしまったからです。
イメージ 3
↑マルコヴィッチが下処理をしたヒヨコ。頭の皮が剥がれている。
 次回から本格的な皮の処理を行っていきます。
 
 ではまた。