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クランウェルツノガエル

 どうもお久しぶりです。アメフラシです。夏休みに入ってからは、ブログには書いていないものの、猛暑の中多摩川に行って初の川釣りに挑戦したり、旅行いったりしていました。川釣りでは、奇跡的に5㎝くらいのカワムツがヒットしましたが、なんともさびしい結果となりました。ガサガサやればいくらでも捕れます。直射日光に加え、前日の雨のせいでものすごい湿度だったので、途中から熱中症らしき症状で意識が朦朧としてきて中断しました。本当につらかったです。あんな日に行くんじゃなかった…。
 
さて、今日紹介するのはクランウェルツノガエルというカエルです。つい1年位前までは、気持ち悪いカエルだなあ~と思い、今後飼うことのないものと思っていましたが、両生類爬虫類の魅力にはまっていくうちに、次第にかわいくなってきてしまいました。そして、桐朋祭前に購入してしまいました。一学期中は部室で飼育し、現在は夏休みなので家で飼っています。
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                         ヒキガエルの模型と同居中です。
 
このクランウェルツノガエルと言うカエルは、ベルツノガエルなんかと同じツノガエルの仲間です。最大で10㎝位まで大きくなります。10㎝だと日本のヒキガエルなんかには劣りますが、クランウェルの場合は横にも大きくなるので、大人の個体はかなり迫力があります。僕が買っているのはまだ子供で、4~5㎝位しかありません。
 
アルゼンチンやパラグアイに生息するそうですが、ペットとして国内でも繁殖され、改良品種も多く存在します。ベルツノガエルとの交雑種も多いようです。僕の飼っているのはペパーミントという種類です。ペパーミントみたいな色をしています。
 
飼い方はいたって簡単で、プラケースに浅く水を張ったり、砂利、ミズゴケ、フィルターマットを敷いたりした環境を用意し、後は温度管理と餌に注意するだけです。空間認識力がないとかで、ケースは体の1.5倍程度あればいいそうです。僕は熱帯魚を飼育する際にろ材として使用するウールマットを敷き、それを湿らせて床材としています。ケース内を清潔に保つのが重要なので、掃除のしやすさを考えてのことです。
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餌は、コオロギ、金魚、メダカ、ピンクマウス、等なんでも食べます。小さい頃はコオロギを与え、成長したらピンクマウスや金魚に切り替える飼育者が多いようです。僕は学校で飼育している間はコオロギのみを与えていました。一度、コオロギが不足したためグッピーをあげたこともあります…。しかし、家に持ち帰ってからは環境の変化のせいか、全く食べてくれませんでした。日に日に痩せていくので不安になり、小赤を買ってきて与えてみると、見事にパクリといってくれました。しかも2匹もです。よほど空腹だったんでしょう。小赤ならコオロギのように腐って日に日に減っていくということがほとんどなく、僕も楽なので、これからは小赤を与えていきたいと思います。慣れれば熱帯魚用の配合飼料も食べてくれるようですが。
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                     金魚捕食中。この大きさの金魚を2匹も食べました。
 
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                               とても満足そうです。