桐朋生物部のブログ

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サンショウウオ観察

どうも。コムです。
10月10日の体育の日に、funajiroさん、マンファリ、コムとでサンショウウオを見に行きました。
 
今回行ったのは、去年までサンショウウオを採っていた場所とは別の場所で、サンショウウオの採集地開拓が目的でした。
 
 
9:00  駅に集合
  バスで向かうはずが大した距離じゃないと歩くことになる。
 
 
9:45  山道に入る。体育の日だけあり例年に漏れず晴天で、急な道ではうっすら汗をかくほどでした。
 
道中、ジムグリとタカチホヘビの死体を発見。(車に轢かれたようです)
特にタカチホヘビは人前にほとんど姿を現さないので、死体ですが見れたのは嬉しかったです。
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その後、山道を登りつつ、沢を見つけ次第網を少し振るうも採れず。
もっと上流に向かって延々歩きます。 が、成果は無く。
追い討ちをかけるように「山道崩壊」の看板が。
この時11:30過ぎでした。
 
全く成果がなく、このままでは流石に帰れないため一度道を戻ってから、かなり遠回りになりますが別のルートで行くことに。
 
またずっと山を登り、14時ごろ目的地へ到着。
近くの沢で網をふるいます。川虫のみ。
 
今日はもう何もとれないんじゃないか。そう思っていました。
 
お、すくったら何かはねた。
ドジョウだ。
いや……、
よく見れば足があるぞ。
まさかこれは、
本物の、
 
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その後、次々にサンショウウオがとれ、計6匹。
よく見ると指先には黒い小さな爪が見つけられます。
つまり、今回狙っていた流水性のサンショウウオ(流れのあるところに卵を産む)を発見することに成功したわけです。
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ハコネサンショウウオ。 
 
捕獲が目的ではないので、全てリリースしました。
 
 
14:30  採集地を後にする。
ここから山下りという膝に負担のかかる道のり。
しかし、行きには見かけなかったまあたらしいヘビの死体が見付かり、生きているヤマカガシも見ることが出来ました。
イメージ 4
 
 
 
ヤマカガシ
60cmほど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
16:00  解散
 
前半はどうなることかと思いましたが、サンショウウオも発見でき、ヘビも車に轢かれたものを含め、4種6体が見れました。
かなり満足のできるものになったと思います。
 
 
成果
ハコネサンショウウオ(幼生)  6
タゴガエル  1
ヒバカリ  1 (死体)
ヤマカガシ  2 (1つは死体)
ジムグリ  2(共に死体)
タカチホヘビ  1(死体)

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