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2011年桐朋祭アンケート結果

Laohです。今日、中間試験が終わったので、これからはどんどん更新していきます。
 
今日は、うっかり載せ忘れていた、桐朋祭のアンケート結果を掲載したいと思います。
今年のアンケートは、昨年と同様に、全ての展示を観てもらったあとに、最後の教室の出口にて行いました。
昨年は任意回答に近かったため、総回答数は250票前後でしたが、今年は常時部員がいたせいか、張り紙をしたせいか、なぜだか分りませんが通りかかったすべての方が回答してくださいました。
そのため、今年の回答数は500票前後となっています。
用紙を500枚しか用意していなかったので、途中からはノートに感想を書いてもらう形式に変更したのを覚えています。
回答してくださった方には心から感謝いたします。ありがとうございました!
この結果や、記述欄の内容は来年以降の桐朋祭にうまく生かしていこうと思うので、よろしくお願いします。
 
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最も面白かった展示に関する質問(総回答数670)。
複数回答可なので、500を超える結果となっています。
一番人気は両生類爬虫類でした。巨大なアオダイショウ、スッポンをはじめとして、ヒョウモントカゲモドキフトアゴヒゲトカゲアオジタトカゲ、サイレン、べルツノガエルなど、日本産の地味な種類以外にも、外国産のカラフルで大きいものが多かったのが人気の要因だと思います。
「その他」に該当する展示というのは透明標本くらいしかないと思うので、仕方ないとして、それ以外の展示で全て100票以上獲得できたのは良かったと思います。どの分野もそれなりに人気があることが分かりました。
今年度のテーマである「日本固有種」ですが、それも全体の約15%を獲得できたのでまずまずです。
テーマ展示はなかなか注目を得るのが難しいのが昨年、今年に見られる傾向ですが、それでも最低ラインの10%を超えられたのは良かったです。
 
 
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②生き物に関する説明書きの分かりやすさについての質問(総回答数456)。
大多数の人が「分かりやすい」という回答でした。今年度は中学生中心に、説明書きを新たに書いてもらったので、その結果と言えるでしょう。ただ、今年度はクイズとの連携が上手く出来ていなかったところがあるので、課題がないわけではありません。
 
 
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③部員の態度に関する質問(総回答数445)。
これも、約94%の人が「分かりやすかった」と回答。
昨年の桐朋祭に引き続き、「質問がきたら答える」のではなく、「自分からお客さんに話しかけていく」という方式に変えたため、「無口だった」という回答はほとんど見られませんでした。結局桐朋祭の成功の決定要因として最も大きいのは、当日いかに解説できるかだとおもうので、こういった結果になって満足しています。
 
 
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④クイズの難易度に関する質問(総回答数448)。
昨年に引き続いて今年のクイズも、過去に行っていた部員ですら解くことの出来ないクイズをやめて、展示をしっかり見て説明書きを読めば点数がとれる、という方法で行いました。
15点満点ですが、満点が続出すると景品が足りなくなってしまうので、12点は展示の説明書きの中から、3点は実力問題としました。
まず、展示の中からの出題問題ですが、当日死んでしまった生き物がクイズ問題の答えになっていて、実物はいないのにクイズの問題になっていたり、答えの部分が赤で強調されているべきなはずが、そうなっていなかったり、クイズの答えが展示の中に書かれていなかったり、と、当日になって多くのミスが見つかりました。
その都度修正はしたものの、やはりこういった不備が「難しい」を60%までにしてしまったんだと思います。
また、今年度のテーマ展示である日本固有種の展示の中では、Laohがクイズの答えでもないのに赤字部分を多発させてしまい、大きな混乱を招いてしまっていたと思います。
また、実力問題ですが、桐朋祭直前の深夜2時くらいにマルコヴィッチや鮒次郎氏とチャットをしながら知恵を振り絞ってなんとか作りました。こういったクイズは小学生のお客さんがやることが多いので、最近生物で習ったことから出題したりしたのはミスだったかなと思います(DNAの…など)。実力問題を作ったのはいいと思いますが、せめて誰にでも問題の意味がわかるようなものを作るべきでした。
来年は難しい30%、簡単40%、普通30%くらいを目標にクイズ問題を作ってもらいたいと思います。
 
 
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桐朋祭当日、お客さん向けに配布した冊子についての質問(総回答数448)。
お客さん3600人に対して、用意できたのは700部しかなかったので、一団体・一家庭一部渡すにしても、大幅に不足していました。来年も作るのであれば1000部は欲しいところですね。
そのため、記述欄では「冊子をもらっていない」との回答が6件あり、おそらくそういった方はもっと多くいたと思います。「読みたい」の145人の中にも冊子をもらっていない方が混ざっている可能性もあります。
肝心の内容ですが、分かりやすさと分かりにくさでは、分かりやすいが圧倒的に多かったです。また、文が短いのと長いのとでは、長いのほうが多い結果となりました。
せっかく冊子を配るのだから、とLaohはこの冊子の編集に一番力を入れて頑張っていたので、内容に関しては大きな問題点はなかったと思います。文章は確かに多いと思いますが、写真もそれなりにあるし、文章も極力無駄を省いた形にしたので、かなりまとまりのあるものになったのではないかと思います。
いろんな学校の文化祭でその学校の研究内容をまとめた冊子が配られて、その都度もらってはいますが、自分が同じ科学系部員であるということを考えずに冊子をもらったら、正直読む気は起きません。結局紙の無駄になってしまいます。そうならないようにできるだけ見やすく、まとまった、読む気の起きるものを作ったので、満足しています。
 
 
長くなりましたが、桐朋祭アンケートの結果と考察は以上です。
そろそろ学校では来年の桐朋祭の実行委員会も始動しているようです。
生物部内でも、あちこちで来年の桐朋祭どうしようか、みたいな話しがよく聞こえてきます。
Laohやマルコヴィッチなどは、来年は準備等に関わることはできませんが、いつでも陰から見守ってるよ。