桐朋生物部のブログ

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釣りと言う名のバードウォッチング

お久のしぐれです。
今回は“釣りと言う名のバードウォッチング”を行いました。
 


さて、一昨日は多摩川下流域の某橋にて小規模な釣り講座を実施いたしました。
しぐれが教える側、参加者のアンター、なちゅが受ける側。
 
この釣りで狙うはウナギ!!
しかし、知っている人もいると思いますが、普通冬にウナギを釣ることは、無謀に近いことです。
ウナギの生活史からしても、釣ることはまず無理だからです。
それは、インターネットの情報や、釣具屋の定員の情報、現地の釣り人の情報、さまざまなところから言えます。
(現地の人にはコイしか釣れないと言われました)
 
なぜ、今回そんな無謀な行動に移ったのか?
それには、いくつかの理由があります。
 
 ・まず、マンファリいわく「ウナギは今の時期も、海へ下るために頻繁に捕食活動を行う」とのこと。
 ・次に、インターネット情報より、釣れる可能性が0ではないということ。
 ・最後に、今回の釣が『釣り講座』であること。
 
別に釣れなくてもいいんです。
今回の目的は、釣り初心者の部員に釣りの仕方を覚えてもらうためなんですから。
ということで、竿の投げ方を中心に二人に教えることに…。
 
ウナギ釣りはオモリがある程度重く、投げ釣りにはうってつけです。
二人とも、終わりにはそれなりに遠くへ投げられるまでになりました。
ただ、始めのうちは二人ともエサの青イソメに苦戦していました。
(始めに青イソメが噛みつこうとしている姿を見せてしまったので…)
 
ウナギ釣りはハリを投げ込んだらそのまま放置する釣りです。
その間は非常に退屈です。
しかも、釣れる可能性はほとんどないときた。
 
と、ここでアンターが双眼鏡と鳥類図鑑を取り出す。
前日にあった忘年会の三次会で、有愛会の話が出てきたからですかね。
何はともあれ、いい暇つぶしだということで、鳥類観察に移る一行。
 
イメージ 1
何の前触れもなくバードウォッチングを始めたアンター。
その先には……
イメージ 2
ヒドリガモの群れが。
冬鳥なので、見られるのは今だけです。
 
その後、三人で近くにいたセキレイを追い回す。
イメージ 3
カメラ目線のハクセキレイ
しぐれが一番好きな鳥です。
 
イメージ 4
距離がありすぎて上手に撮影できず…
とりあえず双眼鏡ごしに撮影した、コサギ
 
イメージ 5
そうしているあいだに、日も暮れてきました。
ここで、アンターは用事により、離脱することに。
イメージ 6
駅へ疾走するアンター。
 
その後、しぐれとなちゅも帰路につく支度を…
その頃には辺りは真っ暗に…
まぁ、結局ウナギは釣れなかったわけで…
 
結果として魚類はなに一つ釣れず、完全なるバードウォッチングとなってしまいました。
(これはこれで楽しかったのですが…)
 
《成果》
ドバト 1
コサギ 3
カワウ 6