新校舎引越し準備 ~標本整理~
Funajiroです。
現在、桐朋では校舎の建て替え工事が進んでいます。これは、設立75周年の機会に校舎を大幅にリニューアルするというもので、大規模なプロジェクトになってます。
この校舎建て替え工事で、第一期工事として今工事しているのが教科教室棟という建物です。この教科教室棟はすでに完成しつつあります。来月頃にはもう使い始めるようです。
ほぼ完成している教科教室棟
それに伴って、いま理科芸術棟という既存の校舎にある生物科も新しい校舎に移ることになります。生物部は生物科の教室で活動していますので、生物部も新校舎へお引越しというわけです。
予定では、桐朋祭が終わってすぐの6月はじめで主要な荷物を運び、生物部が引っ越す予定です。ただ、大量に備品があるので、もう既に引越しに向けた工事が始まっています。
残念ながら、引越し先の教室には十分なスペースがないので、整理して物を減らさないといけません。ということで、つい先日、生物部内でも準備がはじまりました。
昨日おこなったのは標本の整理です。これまで、何十年も生物部が作成してきたホルマリン標本などの標本が大量に棚に入っています。
棚に並ぶ大量の標本
保管するスペースがないため、今回の引越しでは、標本類は基本的にほぼ全て廃棄ということになっています。どうしても残したいものだけ少し持っていくことができるので、それを選びました。
棚に入っていた標本を出して並べてみました。
とにかく大量で、ラベルを見ると30、40年前のものもかなりあります。しかし、そもそもラベルが貼ってなかったり読めなくなっていたりしているもの、状態が悪いものが大半で、そもそも標本としての価値がないものばかりです。しっかり管理してこなかったのでしょうがないことですが。
中には正体不明のものや不気味なものもあり、眺めるだけでもかなり面白かったです。
歴史あるものが多くて捨てるのは惜しいという気持ちもありましたが、状態が悪かったということもあり、選別自体はすぐ終わりました。標本の出し入れには時間を要しましたがね。
今年は桐朋祭の準備と並行して、生物部引越しの準備も行っていくことになりますので、引越し準備のこともブログで紹介していこうと思います。
水槽移動とか大変だろうなぁ・・・。