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両爬調査 2013 8/19

どうも、コムです。
両生類・爬虫類の調査に今日、行ってきました。
個人的には中二から来ている場所ですが、今回の調査でだいたい20回目。
 
両爬班には現在中二に班員が数名いるので、今回は彼らに記録をしてもらいました。
ここに通っている間に年月が経ち、私も高一になってしまったのですよ~ 
 
 
さて、メンバーは高二:Funajiro、デンドロビウム 高一:アンター、エリィゼ、コム 中三:Loachman 中二:セピア、アカハナの8名。
高校勢が3人も時間に遅れまして、開始時刻は10時といつもより遅め。
かくいう私も車内で寝過ごし、遅れた側ですが。
 
この時期は暑いので両生類も数を減らし、ヘビも出てきにくいです。
また調査をしている私たち自身暑くて、汗だらだらで大変だったり。
 
今回はいくつか回るポイントのうち、初めの池での成果が大半を占めました。
イメージ 1
アカハライモリは日頃より多く、8匹。
人数が多かったのことが功を奏し、しばらくねばって捕獲できました。
 
イメージ 3
(部員)
 
今回一番の成果はこのシュレ。
イメージ 2
ちょうど時期的に幼生が上陸するころのため、上陸後の幼体は何匹も見ることができましたが、成体も水辺の草につかまって過ごしていました。
なかなか大きいサイズで、吸盤の形状がモリアオガエルに近いものを感じます。
 
この後は水田や湧水などいくつかの場所を回りましたが、ヤマアカガエルニホンアカガエルが少数確認される程度。
どこも水が干上がりかけているうえ、水田は水を抜いている時期だったのでカエルが少ないのは驚くことではありませんが。
 
 
1時半ごろ調査を終え、昼食をとって解散。
 
ひとつ気がかりだったのはアメリカザリガニの存在で、毎年夏場になると確認されます。
ただその場所が年々広がってきているように感じます。
具体的に地点として記録はとっていなかったため、正確なことはわかりませんが……
アメリカザリガニは、特にトウキョウサンショウウオの卵嚢や幼生に関して被害を及ぼす事例を聞いたことがありますし、他の水生動物もあわせて、この地点でも影響がでてきはしないか。という。
 
 
成果
 
・ヒメガムシ
・コシマゲンゴロウ