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X川採集 3/17

こんにちは。というよりは、こんばんはですね。Johnnyです。
昨日putera君とX川に行ってきました。
X川に調査として行ったのは今回で2回目です。
1回目の記事はコチラ
 
では、今日の事について書いていきます。
8:00に駅に集合し、8:20頃には採集を開始しました。
この日は晴れていましたが、朝だったせいか水温が低く、
水に入るとヒエぇぇぇ~~~、となりました。まぁ、数分で慣れましたが。
で、採れる魚の方は、タモロコ、タモロコ、ときどきメダカって感じでしたね。
あと、ギンヤンマやハグロトンボのヤゴも網に入りました。ハグロトンボがいたと
いう事から、ある程度水質が良かったと分かります。
さらに、多く網に入るエビに混じってアメリカザリガニも採れました。
 
1時間ほどで採集を終え、計測をしました。
ここで、puteraはタモロコを3匹持ち帰ることにしたようです。
だんだん暖かくなってきて、もう絶好の散歩日和という感じになってきました。
ということで、ここから1,5kmほど上流まで散歩してみました。
 
まず、通りかかった公園のブランコに乗って遊びました。すると、puteraの
リュックの中にあったタモロコの容器から水が漏れてしまいました。
気を取り直して出発すると、早速しだれ桜的な梅的な花が咲いているのを発見。
              
イメージ 6
               puteraと記念撮影
 
この写真を撮った直後、puteraがこの木の下でカナヘビを発見。
余談ですが、カナヘビはヘビの仲間ではなくトカゲの仲間です。
イメージ 5
やっぱりカナヘビはかわいい。
 
さらに上流の方へ歩いていくと、こんなものに出逢いました。
イメージ 7
             ミシシッピアカミミガメ
 
このミシシッピアカミミガメ、成長が早いうえに産卵数も多い要注意外来種です。
しかし、現在、ミシシッピアカミミガメに対して輸入・販売・飼育などの
流通に関する規制は一切ありません。
ミドリガメ」として広く販売されているこのカメは、大きくなると
凶暴になり、さらに見た目も可愛くなくなる(僕は可愛いと思いますが)ため、
飼い主に棄てられてしまいがちです。
現に多摩川中流域では在来種のイシガメと入れ替わり、生態系に悪影響を
及ぼさせてしまっています。
外来種が何か悪いことをしている訳ではありません。生き物は飼い主が責任をもって最後まで飼育してください。
 
 
だいぶ話が逸れてしまいました。実はまだ1つの出逢いがありました。
イメージ 1
 
こいつらがいたことをすれちがったおじさんが教えてくれました。
ちなみに上がオスで下がメスです。仲良しですね。
 
 
その後、12:00に最初の場所に戻り、解散しました。
天候にも恵まれ、とても楽しかったです。ではさようなら!
 
<成果>
 (魚類)
 オイカワ      1
 タモロコ      16
 ミナミメダカ    4
 ヒガシシマドジョウ 1
 
 (その他)
 ハグロトンボ
 ギンヤンマ
 
 アズマヒキガエル
 
イメージ 3
                タモロコ
 
イメージ 4
              ヒガシシマドジョウ
 
イメージ 2
             ハグロトンボ(ヤゴ)