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桐朋祭小垂れ幕制作記 ~下書き編~

こんにちは、ペッパーです。とうとう桐朋祭まで1ヶ月を切りましたね。
という訳で今日は小垂れ幕の制作について書いていきたいと思います。

今年度は縦90㎝、横360㎝の布に描くことに決まりました。
ただ、いきなり布に描くのではなくまずは設計図を描きます。
イメージ 1
こんな感じです。中央に「生物部」の文字、右にオオスズメバチ、左にヤマメとアマガエルを配置しました。虫などモールドが細かいものは大きく描いた方が本番でも描きやすいです。
描く順番としては
➀縦横の中心線を引く。
➁文字の入る四角を描き、補助線を引く。文字や絵を描くときに消えないように、カラーのボールペンを使う。
③(手元にレタリング本があればそれを参考に)文字を書く。
④絵の部分を描く。写真ではなぞっていないけれど、ボールペンなどでなぞっておくと何かのミスで消えたりしないので安心です。
⑤絵の部分にカラーのボールペンでマス目を描く。本番に拡大して描くとき、こうしておくと描きやすくなります。
⑥本番の際の縮尺でどのマスは何㎝、といったサイズを書き入れる。こうしておけば本番で下書きを描くときにいちいち脳内で計算する必要がありません。
…といった感じです。縮尺は10分の1や20分の1くらいが設計図を描きやすいのでいいと思います。
また、本番は屋外で作業することが多いと思うので、風で飛ばされたりペンキをこぼしたりしても大丈夫なように、コピーするなどしてバックアップを取っておくことをオススメします。

次は本番の布への下書きです。桐朋ではチョークでやっています。補助線は残っても目立たない黄色、絵や文字の輪郭は作業中は見やすく消すと目立ちづらいピンクがオススメです。
イメージ 2
ハチまで下書きを描いたところ。黄色で補助線を引きましたが、ごらんのとおりほとんど見えません。
描く順番は
➀布の上下や表裏を確認する。初期の配置が間違っている場合がままあるので、描く前にしっかりと確認しておきましょう。
➁設計図に沿って文字と絵の補助線を引いていく。補助線は下書きの時しか使わないので薄くで大丈夫です。
③補助線と設計図を参考に文字と絵を描く。こちらも濃く描きすぎる必要はないです。どのマスのどの辺のどこあたりでマスの辺と絵の線が交差しているかに注目すれば、比較的正確に拡大した絵が再現できます。

下書き編は以上です。本塗り編に続きます。