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シリーズ顕微鏡の世界・第3回

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ようこそ、神秘的な顕微鏡の世界へ。予告通り、第3回の今日は「ラン藻」をお送りします。


ラン藻というのは、水槽に発生するコケの一種です。コケとは言っても正確にはコケではなく、シアノバクテリアなどの細菌類の一群のことで、光合成も行っています。また、名前の通り青緑色をしているのも特徴です。生物の授業で出てくることもありますね。

ラン藻が水槽内に侵入する経路は様々で、スネールと同じく水草に付いていたり、水道水に胞子が入っていたりなどいろいろと考えられます。水槽に侵入すると、餌の残りや肥料でぐんぐん増殖し、スネール以上に人間を困らせます。

ドロッとしていて臭いらしいですが、臭いの方はそんなに気になりませんでした。嗅覚が麻痺してるんでしょうかね。

さて、これが生物部でわずかに発生したので、顕微鏡でみることに。ドロッとしていたくせに、意外にも糸状のものがたくさんある事が分かりました。調べると、ラン藻には糸状のものもあるようですね。