葉脈標本③
どうもLaohです。今日はかなり前に2回に分けて書いてきていた、葉脈標本の作成過程の続きを書きたいと思います。
これまでの2回で、スプレーを使って着色する所まで書きました。しかし、この記事を書いた後、新たなやり方で葉を着色するようになったので、またここから書き直したいと思います。
5、着色
新しい着色の仕方というのは、「インクによる着色」です。これは他校の生物部の方と交流しているときに教えてもらったことなのですが、皮革用染料のローパスバチックってやつを使います。
インクを使うと、スプレーに比べて安い割に大量生産できる、時間がかからない、綺麗に着色できる、といった感じで、いいことだらけなんですね。もっと早く気づいていれば一体いくら節約できたのだろうか…。
(画像なし。今度また載せます。)
6、ラミネート
着色ができた葉っぱは、再び乾燥させます。そして、完全に乾いたらラミネーターという機械を使って、フィルム加工していきます。
まず、できた葉っぱをフィルムの中に並べて挟み込みます。フィルム一枚に約10枚くらいです。
そして、ラミネーターに通します。写真は縦向きに写ってて分かりにくいですね…。
すると、熱でフィルムがくっついて透明になります。これを切り取れば完成です。
上が加工後、下が加工前です。
全3回でお送りしたこの一連の作業を、来年6月の桐朋祭でお客さんにクイズの景品として渡すために、2000枚目指して地道に作り続けています。ちょっとペースが遅いんじゃないかな~とか思いますね…。