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魚類採集 in相模川水系

けっこう久しぶりの鮒次郎です。
 
今日は鮒次郎、fishmanの2人で神奈川県の相模川の方に行ってきました。
 
相模川本流は深そうだし濁っていたのでその支流などで採集しました。
 
一見何もいなさそうな石だらけの場所でとりあえず開始。
そして開始早々、fishmanが石の間から出てきたムギツクを見つけ、鮒次郎が捕獲!
ムギツクは本来西日本に生息する、いわゆる「国内移入種」です。(↓)
イメージ 1
 
ガサガサができる場所はほとんど無く、石をひっくり返す捕り方ぐらいしかできませんでした。そのうちにfishmanは大きく立派なヌマチチブを捕り、その直後よく分からないけれどいきなり泳いできたヌマチチブを瞬発的に捕獲。何が起こったか分からなかったがとりあえず大きなヌマチチブを2匹捕ったことで盛り上がりました。
 
この後新たなポイントを探しに移動。しかし自分たちのいる川の位置が理解できず(一時的に)、良い場所も見つけられず、疲れたのではじめのポイントに戻りました。
 
そして今度は深いところでカマツカがじっとしているのをfishmanが発見。さらにそのすぐ近くにもう1匹いるのを鮒次郎が発見。これは捕るしかないという感じでfishmanの持ってきた長い網で捕ろうとしますがウェダーの中に水が入ってきてfishmanが撃沈。捕らなければ気がすまないと腹を立てたfishmanとともに、30分かけて浅いところに誘導し、見事に捕獲。これだけ長く逃がさずに捕まえたのはすごいことだと思いますよ。
イメージ 2
この写真は実際にカマツカが2匹出現したときのものである。
(手前の→はfishmanがみつけたカマツカ。奥の→が鮒次郎の見つけたカマツカである。奥のほうのは超分かりにくい。実際カマツカが擬態してるのはとても分かりにくい。)
 
 
この、目で見ながらカマツカを捕獲するという漁法にハマった鮒次郎はこの後カマツカをもう1匹捕りました。
 
 
そんな感じで初めて行った相模川水系はポイントを全然見つけられずに終わりましたが、普段見ない魚が捕れたり、違う雰囲気を味わえたりしたのでいい採集だったと思います。
 
【成果】 
・アブラハヤ・・・多数
・オイカワ(幼魚)・・・多数
・ヨシノボリ・・・2
・ヌマチチブ・・・5
カマツカ・・・4
・ウグイ・・・10
・シマドジョウ・・・1
・ドジョウ・・・1
・ヌマエビ・・・多数
アメザリ・・・3
・りんご・・・5切れくらい
・ゴルフボール・・・3~4個      ほか
 
終わり