桐朋生物部のブログ

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サレジオ学院との合同採集 in多摩川

どうも、Funajiroです。
今日はサレジオ学院の生物部の方々と合同で、多摩川にて魚類の採集を行いました。
 
参加したのは、しぐれ ジグマ Funajiro コム バラムンディ Loachman medaka cider (敬称略) とサレジオ学院の皆様です。
 
9時に集合し、現地に向かいました。
 
以前から来ているポイントですが、台風の影響で地形が大きく変わっていました。
とりあえず良く捕れる箇所を回ってみました。
 
そこでは台風の影響で土砂がかなり削り取られていましたが、閉鎖された空間にオイカワやカワムツが多数取り残されていました。オイカワの成魚が多数とれたほか、スナヤツメやムギツクがとれたようです。
 
魚がよく捕れる箇所は複数あったのですが、多くが地形の変化でなくなっていて、成果は予想を多少下回ることが見込まれました。
 
その後みんなばらばらになりつつそれなりにオイカワをはじめとしてギバチやカジカ、ヨシノボリなどをとっていきました。
 
深いところも多数あり、特攻隊長という異名も持つジグマさんはここぞとばかりに特攻をしてました。
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予想外の深さに戸惑うジグマ
 
バラムンディはカワムツがたくさんいる釣りのポイントを見つけ、1人で釣りをしていました。入れ食い状態だとか言っていたもののカワムツが数匹釣れた程度でした。また、この近くでコクチバスが群れているのを見つけ、バラムンディが10cm前後の個体を1匹、コムが25~30cmを1匹捕りました。
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 ※コクチバスは殺処分しております。また、バラムンディが夕飯として持ち帰りました。
 
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コムの捕ったバスをあたかも自分が捕ったかのように喜ぶバラムンディ
 
この後はみなだんだん疲れも出てきて、とれた魚の記録をとることに。それなりの人数だったため数はかなり多めでした。ただ、この地点でよくとれていたオヤニラミやアカザがとれていませんでした。オヤニラミは潜んでいそうなところは殆ど見た上で見つからなかったので諦めましたが、アカザはサレジオ学院の方も欲しいとのことだったので急遽中二ととりに行きました。
5~10分ほどやり、3匹のアカザと4,5匹のカジカが捕れました。目的のアカザがとれて良かったです。アカザは基本的に他の魚とは少し違った捕り方が求められるため、誰も捕っていなかったようです。
 
今日は桐朋が案内役でしたが、現地で行動がばらばらになってしまった事をこの場を借りてお詫びいたします。
 
 
サレジオ学院の皆様、本日はありがとうございました。今後も宜しくお願いいたします。
 
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本日の成果の大部分
 
【成果】(魚類・両生類)
・ムギツク・・・2匹
・アブラハヤ・・・6匹
カワムツ・・・37匹
・(主にトウ)ヨシノボリ・・・53匹
・ジュズカケハゼ関東固有種・・・6匹
・オイカワ・・・83匹
・ウグイ・・・2匹
・カジカ大卵型・・・11匹
・ギバチ・・・3匹
・アカザ・・・3匹
・ギンブナ・・・2匹
・シマドジョウ・・・71匹
・ドジョウ・・・1匹
・コイ・・・1匹
コクチバス・・・2匹
カジカガエル・・・1匹
・ツチガエル・・・2匹