桐朋生物部のブログ

桐朋生物部の活動をまとめたブログです。Twitterもよろしく♪

桐朋生物部

イモリ採集 H23.10

しぐれです。
 
今日はイモリ採集へ行ってきました。
メンバーはしぐれ、アンター、ヤッパノ、medaka、そして新入部員Sの計5人。
 
集合場所に到着した一行はバスで採集地へ移動。
まあ、そこで二時間に一本のバスで乗り過ごしてしまうのですが、幸運にも取り返しがつきました。
正直、反対方向のバスが来なかったら、一時間以上歩くことにしまうわけで……
 
なんやかんやで採集地付近のバス停にたどり着いた一行は、そこから採集地へ徒歩。
道中所々で大きめのジョロウグモを見つけ、皆で観察をしながら、ゆっくりと目的地へ向かうのでした。
 
イメージ 1
トンボを襲うジョロウグモ
 
到着してすぐにしぐれがイモリを捕獲。
medakaも後に続き、二匹同時に捕獲。
 
イモリも、一瞬でノルマを達成し、ゆったりと採集ができました。
イモリを探しつつも、それ以外も探しだします。
 
イメージ 6
威風堂々としたオオカマキリ
しぐれ大満足のベストアングル!!
 
イメージ 7
正面から見ると、アブとさほど変わらないオニヤンマ。
何よりも美しいのは、新緑の複眼!
 
そして、中学二年の二人が一番興味を持ってくれたのは、水生昆虫!
実は、これはしぐれが狙っていたもの。
しぐれの今回の採集の真の目的は、イモリではなく水生昆虫だったのである!
二人が興味を示してくれて、心の底からうれしかったです。
捕まえたヒメガムシとコシマゲンゴロウ、マツモムシは、彼らが自宅で飼うそうです。
 
イメージ 8
シマアメンボ(羽なしタイプ)
模様の美しさは水生昆虫界で上位間違いなし!
でも、この昆虫はいつも誰にも気にかけられません。
横沢入にも、常時必ず見つけることができるのですが……
この写真からもわかると思いますが、コイツかなり小さいから……
 
やはり水生昆虫に関しては、やたらと詳くなってしまいました。
まあ、しぐれが書いてしまうと、こうなってしまうわけです。
水生昆虫のみに生きる者として、こうならざるを得ない。
 
 
こうして、採集は終了。
採集時間は決して長くはありませんでしたが、とても有意義だったと思います。
楽しく採集できました。
一つ思い残すことがあるとすれば、今回の採集が「昆虫採集」になってしまいかけたということですかね…
 
<成果>
ツチガエル  3匹
ドジョウ  無数
ヌマエビ  2
コシマゲンゴロウ  3
ヒメガムシ  7
マツモムシ  2
シマアメンボ  無数
チョウセンカマキリ  3
セスジツユムシ  1
コバネイナゴ  無数
オニヤンマ  1
 
 
 
本日捕獲したイモリの腹の模様
イメージ 9イメージ 2
イメージ 3イメージ 4イメージ 5
以前と比べて、複雑な模様のイモリが多く思えます。
 
※イモリがよく動くため、ピントが合っていない写真などがあります。