桐朋生物部のブログ

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秩父にて

マンファリです。昨日(10/16)になちゅと魚類採集に行ってきました。
今回行った場所は一回だけ行ったことがある場所で、その時の記事がこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/12009419.html


今回は調査ということでやってきました。
何がどこにどれだけ生息しているのか?ということを調べるのが今回の目的です。
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この写真では分かりにくいのですが川床の石にはびっしりとコケが覆っていました。

7:30 採集ポイント最寄り駅に到着。
8:10 採集開始。前回は川岸にそれなりの草があり、石にもコケが生えていなかったのですが今回はそれの正反対でした。

下流へと進みながらカジカやアブラハヤ、カワムツ、ギバチなどがぽつぽつと採れ、シマドジョウやなかなかのサイズのカジカも採れそして初確認となるヨシノボリが採れなどテンションが上がってゆく中なんと釣り客と遭遇。残念ながらもう一度上流へ。
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アブラハヤ↑(一緒に映っているのはクロマメゲンゴロウ。)
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本日最大のカジカ。↑
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ギバチ↑(頭部に乗っているのはモンキマメゲンゴロウ
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シマドジョウ↑
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このポイントでは初確認となるヨシノボリ↑


すると11cmのカワムツが。
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この個体はオスで、追星が確認されました。
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目や口の周辺にある粒状のものが追星です。これは産卵期に見られるもので表皮が厚くなったものです。
コイ科の魚類に多く見られ追星が出る位置は種類によってだいたい決まっているそうです。

それではまた。