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ジュズカケハゼ

こんにちは、Loachmanです。ひさしぶりですね。
さて、今日はジュズカケハゼについて書きたいと思います。
ジュズカケハゼ
Chaenogobius laevis
イメージ 1
 
分布:北海道~九州
 
生息域:中流下流・湖沼
 
全長:約5cm
 
繁殖期:3~5月
備考:写真から見て分かるように体側に数珠状につらなる横斑をもつことが、名前の由来である。日淡としては珍しく、この種のメスは繁殖期になると、婚姻色が現れ、全身が黒くなり、体側には黄色の横縞と褐色のだ円模様がはっきりとでる。卵はオスが掘った巣穴に産みつけられ、ふ化するまでオスによって守られる。
アカムシが好物で、アカムシをエサとした釣りで釣れることがあるらしい。また飼育下でもアカムシをよく食べる。
関東地方のジュズカケハゼは「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定されているが、生物部の採集ではよく採れる魚のひとつである。