桐朋生物部のブログ

桐朋生物部の活動をまとめたブログです。Twitterもよろしく♪

桐朋生物部

侵入部員

中一の入学式が4/9に行われました。
入学から二年が経つマンファリです。

本日はミーティングを行いたかったのですが、集まった部員がたったの8人。
しかも、しぐれ氏は風邪で欠席。
ということで今日はなにもやることは無し!というわけではございません。
文化祭の足音はだんだん大きくなっているのです・・・・・。


魚類採集が盛んに行われている最近、勘の良い方はお気づきかもしれませんが部室の魚は増えています。
そして残念なことに死亡する魚の数は増えているのです・・・・。
死体は埋めたり標本にしたりするのですが、埋めに行くと人の目に触れる、標本は作りすぎても保管に困るなど何かと大変なのでございます。
そこで、別の生物に食べてもらおうということになったのですが、今部室にいる生き物の中に死体を食べるものはいない・・・・。
そこで、学校の近くの用水路を観察しがてらザリガニを採ってこようということに。
急な採集です。
メンバーはFunajiro、バラムンディ、コム、マンファリ、Loachman、cider、チャリンライダー(敬称略)
Y川とは別の用水路です。実は今回の場所、私はチャリンライダーと一緒に一度来たことがあるのです。
しかし、ザリガニしか採れなかったので、今回はココにしました。

しかし、そこには水が一滴もなかった・・・・。
イメージ 1
水がなければ話にならないので新しいポイントを開拓するとともにザリガニを採ろうということに。
様々な用水路を見ていたのですがどの用水路も枯れていました・・・・。
まだ時期が早いようです。
イメージ 2

ようやくよさげなポイントを見つけガサガサ開始!
目的のザリガニやカワムツなどが採れたのですが、水深が浅い。
ふと上流を見ると草が生い茂り、水深もそれなりにありそうです。
ちいさなダム(むしろ段差)があり、これにより下流は水が少ないようです。

さて、こうなったら行くしかないと一人で上流へ。
段差を超え一歩足を踏み入れるとそこにヤツはいました。
イメージ 3

純白の鱗を身にまとい、ユラリユラリと鰭を動かしているコイ。
すかさず網を繰り出すもわずかにそれ猛スピードでもっと上流へ。
どんどん追いかけます。
すると高さ1.7mほどの橋が出現。下にもぐられてしまいました。
しかし、橋の少し上流にはまたもや段差が・・・。これはさすがのコイにも超えられません。

橋の下にもぐられると見にくいのですが相手は真っ白なコイ。わずかな光を反射し居場所がはっきりとわかります。
しかし、足元が見えない・・・・。手探りで大体の地形がわかったところで戦闘開始です。
網を出す。逃げられる。その繰り返しでした。
時が経てば経つほど川床の砂を巻き上げ視界が悪くなります。相手が白といえどこれでは無理です。
にごりが収まるのを待っていると仲間が続々とやってきました。
これで安心。橋の上流と下流に人員を配置しようとしたところ、例の段差の真下にコイ(通常の黒いやつです。)が5~6匹群れていました。しかも20cmほどのニシキゴイも・・・。
降りようとしたところ全てのコイが橋の下へ・・・・。

一気に追いかけたのですが採り逃しました・・・・。
さてどうしたものかと途方にくれていた頃またもやつが。
真っ白ゴイです。
後から追いかけ、網を振り上げます。
そして、一気に振り下ろしました。
すると網から大きなしぶきが絶え間なく上がりました。
ついに採れたのです。早速クーラーボックスにと思ったのですが、大きさ的に入らず・・・・。
そこで、目をつけたのがニシキゴイ。こちらは自から橋の下から出てきて強行突破を仕掛けてきました。
体調に似合わないことをします。
すかさず挟み撃ち!と思ったのですが私がまさかの大失態。網から落としてしまいました・・・。
すいません。
皆で探したのですが見つからず・・・。

結局いくら探しても見つからなかったのであきらめ、Y川に行くことに。

そう!われわれの本当の目的はザリガニです。

時間をかけ、てY川に到着。
やはりY川は素晴らしいです。
クレソンが生い茂りたくさんの魚が集う場所。
そんな中にザリガニはいます。
網を入れれば採れます。
しかし、時間も時間だったので急いで学校に戻り、水槽に入れて今日は終了です。
イメージ 4