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2012年度 ハグロトンボの観察会 ~発表会~

お久しぶりです。
マンファリです。

1学期がそろそろ終わりを迎えようとし気温はぐんぐん上がって行きます。昆虫たちの動きが活発化する時期です。
私たちはくにたち郷土文化館さんのハグロトンボの観察会に出席させていただいていますが、もうそろそろ一年が過ぎようとしています。
つまり、ハグロトンボの観察会は新年度を迎えたのです。
そして、ハグロトンボの観察会は発表会によって始まります。今回はその発表会に参加させていただきました。(去年は7月からの参加だったので受けられませんでした。)

そもそも、6/23は土曜日。学校を休んでの公欠となります。
顧問のマリオの引率で高二しぐれ、高一Funajiro、中三ヤッパノ、マンファリ、アンター、なちゅ、中二チャリンライダー(敬称略)の計8人です。
学校から歩いていき、くにたち郷土文化館に到着。発表の準備に入ります。

ハグロトンボの観察会の参加対称者は中学生以上なのですが、調査の手伝い等は中学生未満でも可能なため発表会は誰でも聞くことが出来ます。
つまり、小学生や幼稚園児が聞きに来る可能性もあるので彼らが飽きないよう部室から様々な種類のヤゴを持っていきました。
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その他準備が終了しいよいよ開幕です。
最初はハグロトンボの会でお招きしている、とある先生の昆虫、トンボについての解説。
例えば、トンボの分類についてです。トンボは主に三グループに分類されます。
①不均翅亜目  
ヤンマやアカネなどのトンボがこれにあたります。前翅と後翅の形が違いヤゴはずんぐりむっくりで、呼吸方法は腸呼吸。
②均翅亜目
カワトンボやイトトンボ類がこれにあたります。ハグロトンボももちろん入ります。
前翅と後翅の形が同じで、ヤゴの体系はスマート。鰓呼吸を行ないます。
さらには行動生態学についてなどかなり内容の濃い話をうかがうことが出来ました。

その後用水路に行き、実際にハグロトンボがどのような場所でどのように生活するのかを先生に解説していただきました。
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このとき丁度ハグロトンボが見られたので小学生たちにはかなり分かりやすかったかと思います。

そして、私たちの出番です。具体的な採集場所、採集方法さらに去年の調査からの考察などを述べました。
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諸事情により具体的なものは公表できないのでご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。

そして、くにたち郷土館様、今年度もお世話になりますが何卒よろしくお願い致します。