桐朋生物部のブログ

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蛍の夜

どうも、コムです。
題名通り、今回は「ホタル観察会」記事になります。
メンバーは、Funajiro、デンドロビウム、マンファリ、バラムンディ、コムの5人(敬称略)。

駅に集まり、早めの夕飯をとった後、ホタルがいるという場所へ。
このころには日は完全に暮れていて、住宅街から徐々に離れていくために懐中電灯をつけて夜道を歩きます。
街頭がまばらになり、ついには完全になくなると目的地に到着。

するとすぐに――いました。
ホタル
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ゲンジボタルの光)

イメージ 3

イメージ 4
(ホタルの光を腹側から)
案外あっさりと当初の目的が果たせたわけです。
さて、どうしようかと迷うも、とりあえず谷戸状の地形を奥へと進みます。
周りの木々が開けて、湿地部分が見えると、
今度は一匹や2匹ではなく、一度に10近くのホタルが。
そこで若干テンションがあがり、怪談話とかが話題を侵略しつつも、緑の光を見学。

同時に聞こえてくるのはカエルの鳴き声。
かなり低音だったし、時期的なことも考えるとモリアオガエルの鳴き声だったのだと思います。
しかし、結局モリアオガエルの成体も卵を見つけることが出来ず。時期としてはあってもおかしくないのですが……

そしてホタルを追って空を見上げると、星の光なんだかホタルの光なんだか分からなくて、人工的なライトが目に染みて嫌に感じるほどに暗いのです。
月もでていない夜空はそれでもどこか明るくて、足元は見えないですけど、夜は結構明るかったと実感。
北斗七星が山の稜線の間から見え、地学部ではないですがしばし星も鑑賞……
街灯ゼロではさすがに良く見えます。まぁ標高が高い方が綺麗でしょうけど。



そこで、本題へ戻り、生き物のことも書いておきましょう。
生物部ですし。
両生類ではヤマアカガエルは普通に見られました。また、湿地にはアカハライモリも3匹ほど。
そして、おそらくシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシ。
後足がかなり発達していて、もうそろそろ上陸しそうです。
手に持ってみると、オタアマジャクシでも跳ねるんです!可愛い。。。
昨年はたしか7月15日くらいで上陸したシュレーゲルが大量にいた記憶がかすかに。
今確かめてみたら、28日でした。――――やっぱりもうしばらくですね。

他には一時カブトムシの羽音が聞こえるも本体は姿を現さず。
また少し不思議な形をしたカタツムリなどが細々といて、夜は光源がライトしかなくて見えにくいっていうのが印象でした。夜は明るいとか言いましたけど、普段感じるよりっていう話なだけで…
ただ、夜にライトで探しながらっていうのは普段できないことですし、それだけで楽しい部分もありました。
まぁ、総合的にみて失敗ではなかったかなと思います。