桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

中一部員 初多摩川採集

どうも、しぐれです。
今回の採集は、中一にとって初めての多摩川本流での採集です。
この日も猛暑日で、熱中症になってしまいそうなほどのカンカン照りでした。
日よけの帽子が重宝しましたね。
 
今回のメンツは、しぐれ、Funajiro、コム、ヤッパノ、アンター、Loachman、中一5名の計11名でした。
 
 
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さて、採集地に着くや否や、採集開始です。
とりあえず、近場から狙っていきましたが、それほど多く捕れるわけではありませんでした。
中一もあまり捕れていないようだったので、少し進んでいきます。
 
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すると、魚ではないですが、淀みにミズスマシの群れがありました。
お尻から尾っぽがでているので、オナガミズスマシ属です。
ここでは、なんとオナガミズスマシとコオナガミズスマシの二種類が混泳していました。
案外、生物部で初発見になったりします。
秒速1mほどの速さでめまぐるしく水面を泳ぎ回っていました。
 
さらに進むと分岐に差し掛かりました。
やや深くて行きにくい場所と、そうでないほうです。
今回の採集では生態調査も兼ねているので、Funajiro、コム、Loachmanの三人は成果に少し期待のできる深いほうへ、残りの人は安全な方へいきました。
しぐれは、中一たちと浅いほうへ。
そこは、あまり魚がいませんでした。
しかし、大量のオタマジャクシが捕れ、中一たち的には楽しく採集できたようです。
また、中一の何人かはサワガニ捕りにも熱中していました。
 
 
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ジュズカケハゼ関東型
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アブラハヤ
 
他の三人のほうも良い成果を抱えて帰ってきました。
中一たちにとっては、初めての本格的な採集ということもあって、あまり捕れなかった分、うまくカバーしてくれました。
 
中一たちにも、それなりに楽しんでもらえ、怪我もなく、成果のほうも調査結果として差し支えない感じだったので、とりあえず一安心ですね。
しかし、やはり熱中症の危険も高まってきたので、これからもそこに注意して採集に臨んでいきたいです。
 
 
成果
アブラハヤ・・・8
タカハヤ・・・16
カワムツ・・・3
ギンブナ・・・1
ヒガシシマドジョウ・・・25
ギバチ・・・2
トウヨシノボリ・・・1
ジュズカケハゼ関東型・・・8
カジカ大卵型・・・13
スナヤツメ北方or南方種・・・1
 
ツチガエル
 
オナガミズスマシ・・・19
オナガミズスマシ・・・40
モンキマメゲンゴロウ・・・32
アメンボ・・・無数