桐朋生物部のブログ

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赤目採集旅行 -3日目-

採集旅行のメンバーや場所は、前回の記事に書かれているみたいなんで早速始めますね。
 
長い移動や四十八滝の見物で疲れたためか、この日は僕含め部員たちの寝起きが悪かった様子…。
しかし眠い体を起こして朝食を食べ、採集に向かいました。
 
今回は宿舎の裏手にある坂道を登って行き、どこかいい場所ないかな~?と散策していました。
しばらく歩くと、部員がよさそうな場所を発見したとの情報が。
舗装された道を離れ、少しのぼるとそこにはクヌギなどがある林が。
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木を蹴って昆虫類を探したり、樹液の出ているとことなどを散策しました。
 
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さまざまな発見がありました。
葉の裏にウスタビガの繭があったり、クマらしきものが木を爪でひっかいた痕など…。
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 特にこのひっかき痕、注目すべきところは傷跡があまりにも太くて深いこと。
他の動物にもこういう行動をとるものはいますが、前述の通り傷跡から察するにクマなんじゃないかなという見解でいます。
 
しばらく散策し、昼になったところで宿舎まで下りました。
昼食を済まし、少し休憩して今度は川まで出発。
 
今度は駅の方まで進み、採集できる川を探す。
地図上ではもうすでに川があることは分かっているようなので、暑い中どんどん進んでゆく。
ようやく川に着いたところで採集開始。
中には泳ぎだす部員も…。
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ああ、暑いせいか水温が冷たく感じる。
川は流れもそこまで強くなく、昨日に比べてよく獲れる。
大きなナマズやアユなど、目を惹くモノも…。
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ナマズデンドロビウムの手と比較)
 
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アユ
 
当のデンドロビウム君はウシガエルのオタマを水中撮影してました。
ほんとここ、ウシガエルのオタマがいっぱいいました…。
少し近づいても逃げないし。
 
別働隊は雑木林で昆虫採集などをしていたようです。

 <別働隊>

別働隊は川沿いの雑木林を発見。
午前中の勢いが残っていたため昆虫採集を開始。
こちらの林も若いクヌギが多かったのでとにかく蹴る、蹴る、蹴る。
コクワガタノコギリクワガタ、カブトムシ、ヒラタクワガタなどがボタボタと落ちてきました。
さらに洞や樹液が出ている木もあったのでライトで照らしながらかきだすと・・・・。
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小さなカブトムシの♂

他にもルリタテハやキタテハなどが樹液に集まっていました。
川沿いにある風通しの良い林なので樹液の出が良いうえ、様々な種類が生息しているのだと思います。

マンファリ   


採集を終えたところで帰還。
長い道を再び歩きました。道中、昨日のコンビニへ。
調べてわかりましたが、この付近ではここのみのようです…。
 
川を離れる時間は早かったと思っていましたが、宿舎に着くころにはもう暗い。
また、一部のメンバーは昼の場所で昆虫採集を再び試みた様子。
昼の場所に関しては、後日にもまたありますがそれはお楽しみです!
 
夕食や風呂を済ませ、明日に備えました…。
明日はどこへ行こうか。
 
 
 
 
制作:桐朋生物部
画像:Funa