琵琶湖合宿2012 -4日目-
初日の記事はこちらです。
採集自体は、二日目を迎えます。
今回は、3日目とは別の川へ…
今回行った川の特徴としては、川底が泥だったというところでしょうか。
昨日の川は、川底が粗い砂利だったので。
ここでは、タナゴ類が結構捕れましたが、特にヤリタナゴが目立ちました。
また、昨日には捕まらなかった種類も!
ビワヒガイです。
感動ですね。ヒガイ系なんて自分とはまったく無縁な存在だったので。
捕まえられてとてもうれしかったです。
アメンボですね。 でも何か普段と違いませんか?
そうです、こいつは短翅型です。羽が短いようですが、これでもれっきとした成虫です。
しぐれは初めて見ました。多摩川ではまず見ませんね。
どうして短翅型が生まれたのでしょうか。謎です。気になります!
ここからさらに上流を目指します。
上流に行くと川幅はどんどん狭くなり、周りは完全に田んぼに囲まれた環境になりました。
ここで、採集続行。
ここでの成果はというと……、特にめぼしいものはいませんでした。
ドジョウが結構いるかなっていう感じです。もちろんタナゴ類他もいましたが。
あと、コウホネが群生してましたね。(←しぐれは少し持ち帰りました)
採集地には、そこら中にトノサマガエルがいるので、捕れたのがどちらなのか賛否両論となる。
まぁ、こういうところは両生・爬虫類班のコムやデンドロビウムに任せる感じで。
12時も回ったので、いったん民宿へ。
が、途中で魅力的なものが…
気づいた時にはもうすでに体が動いていた。
部員一同、一斉にアスレチックに飛び掛かる。
しばらくそこでわいわいガヤガヤ…
遊んでいると、マリオが呼んでいる。
彼のもとへ行ってみると……
なんともおもしろいニホンアマガエルが…
保護色がすごいですね。
葉の色だったり、茶色だったりはよく見かけますが、これはまた見事な火成岩色だこと。
感心してしまいます。
我を取り戻した部員たちは、民宿へ向かって出発。
ちょっと休憩のつもりが、なんと逆効果に!
みんなすべての力を出し切ってしまったかのような様子。
しかし、採集はまだ続きます。
民宿で昼食をとり、すぐに出発。
午後は前日に行った川へ、再度向かいました。
もちろん、ポイントは少し違います。
ここが、合宿最後の採集となります。
みなが合宿を振り返る…
「ナマズ捕まえてなくね !?」
こうして標的は決まった。
何としてでもこの最後の採集でナマズを捕る、部員はそう意気込んでいた。
こうして振り返ってみたが、結果的には魚はたくさん捕れた。
だが、とうとう最後までナマズは姿を現さなかった…
ちなみに、ヒメミズカマキリが捕れました!
採集がひと段落すると、みな羽目を外して遊びました。
写真は採集をする中2,高2と、泳ぐ高1。
この時のためにゴーグルを持ってきた部員も数名…
ヘトヘトになって民宿に帰還。
もう何もやる気にならない……、そんな空気が漂い始めた。
しかし、そんなみんなを元気づけるものがっ……!
それはBBQ(バーベキュー)です!
民宿の方がわざわざ用意してくださいました。
肉・肉・肉…花見のような賑わいようで、はしゃぐ部員たち!
そして、素晴らしい手さばきでどんどん肉を焼いていく先生たち!
大量のそうめん!
BBQはとても盛り上がりました。
昨年は雷雨の中行われたので、今回は晴れて本当に良かったです。
そのあとは、間髪入れずに花火に移動。
花火は高校生が買ってきたものですが、残念ながら打ち上げ花火は買えませんでした。
しかし、その代りロケット花火を数十本用意!
ですが、安全性考慮のため、連発できません。
するとそこへ民宿の方が花火をくださいました。
花火は設置型を中心としたセットでした。なんと打ち上げ花火も1つ入っていました!!
やはり、打ち上げは格別でしたね。
ロケット花火などで中1,中2が楽しんでいる中、上級生たちは顧問Nとともに線香花火をしみじみと……
さて、この日最後のイベントは夜間採集。
といっても、昨日捕れなかったので、魚類採集は控え気味に。
岸からブラックバスを眺める程度です。
そして、今回はみなで夜の田んぼ道を歩くという特別企画もご用意!
夜の田んぼ道……、特に何かいるというわけではありませんが、虫の鳴き声やウシガエルの鳴き声を間近で聞くことができました。
また、2日目に訪れた駅へ行ってみると…
ツバメの親鳥が熟睡中でした!
羽毛に顔とくちばしをうずめています。
おっと、起こしてしまいました。
しかし、めったに見られないツバメの睡眠シーン。
おもしろい体験ができました。
さて、この日のイベントはこれで終了です。
この日も、本当に疲れました………