桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

2012年度 ハグロトンボ観察会⑩

どうも、コムです。
9月9日には私たちが参加し始めてから10回目(全体では12回目)のハグロトンボ調査隊に参加させていただました。
桐朋生物部のメンバーは なちゅ、マンファリ、アンター、コムの4人
因みにコムは初参加でした。


9:45 集合
朝から直射日光がキツイです。この後調査のため図ると30℃弱ありました。

今回の記事は初参加のコム視点なので調査隊についていつもより初歩的な情報を含みます。知ってるよ、というような人はそこらへん流しちゃって下さい。
途中から読み始めた人は、ここらへんであらすじを確認で。


サンダルに履き替えて腕章をつければ、調査開始
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「今日も頑張る」と意気込むなちゅ、っぽい写真。
実際は「うわ蚊多過ぎ」と言ってます。

まず、調査ではハグロトンボを見つけ次第捕獲して、腹長と後翅長を測ります。
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(後翅長を測るところ)
そもそも使ったことのない捕虫網というものでハグロトンボを捕まえることは難しく、初参加なコムはぜんぜん捕れないです。なんとか2.3匹捕まえても調査のためのマーキングをしないうちに逃がしてしまったりなんだり迷惑をかけたりすることも…

それでもやっととれたハグロトンボのオス。
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(ハグロトンボ♂)
ハグロトンボはオスとメスで体色が大きく異なり、どちらもなかなか綺麗なのですが、写真映りのいいオスがこれです。メタリックグリーンと呼ばれるらしいですが、緑というよりは青味の強い個体もいたりします。
翅に書いてあるのは識別番号で、この個体は以前の調査で捕獲したことがあるということです。

また、調査中には産卵シーンも見られました。
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(産卵中) 
頭まで水中に浸かってますね…
普通は水上にでてる水草にとまって産卵するらしいですが、この個体は運が悪かったのか水没してしまっています。逆に、それなりの時間水中でも平気のようです。

このようにハグロトンボを捕獲していくうちに、徐々に捕虫網の使い方が分かるようになってきたところで調査終了。だいたいお昼でした。


13:00
くにたち郷土文化館に戻り昼食後、今日とれたデータをまとめます。
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(データをまとめる)
エクセルに一つ一つデータを打ち込むのは結構時間がかかる仕事です。
郷土館の方とこれからの事についてもお話して、データについて考えたりして(筆者はよく分からない話だったため聞き流した)本日の仕事は終了。
調査も残りの回数が少なくなってきました。

くにたち郷土文化館さん、これからもよろしくお願いします。





~その後~
軽く魚類採集も行いました。
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(成果の一部)
カワムツモツゴ大半ですが、ギンブナやオイカワなども捕れました。
この後、タガメタイコウチなど、水生昆虫の餌になる運命。
5:30過ぎ
暗くなってきたので解散