桐朋生物部のブログ

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松ぼっくり炭

お久しぶりです。マンファリです。
このごろ暖かくなったと見せかけて冷えこむという何とも微妙な日々が続いていますね。
三寒四温というほどではありませんが。「暑さ寒さも彼岸まで」らしいですね。
春分まで寒い日が続くのかととらえるか、春分まで頑張ればそれから先暖かくなるととらえるかは個人の問題ではありますがただ一つ言えることがあります。

それは文化祭が徐々に近づいているということです。
文化祭まであと126日です。

まだまだ時間はありますがそろそろ準備を始めてゆきたいところ。
ということでこちらの記事にあったようにこれから色々と進めてゆきますよ~!
http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/16683487.html

さてさて、先日拾った松ぼっくり
拾ったは良いもののこれからどうするか。
景品に配るという案が出たのですが、もらう側としてはたいそう迷惑・・・・。
ただ配っても自己満のような気がしたので装飾に使う方針で。

色々な学校の文化祭を見学させて頂いて気が付いたのが装飾の効果です。
有ると無いとで大違いですね。桐朋は貫禄のある校舎なので特に必要かなと。

ではこの松ぼっくりをどう使うか。
ただポコンと置いても生物部の場合、展示と間違われそうなので加工します。
問題はどう加工するか?
その時ふと思い出したのが炭化です。
どこかの店にオブジェとして松ぼっくりの炭が置いてあったような置いてなかったような。

ものは試しということで作ることに。
そもそも炭はどのようにして作るのか?
理科の実験資料集によく載ってますよね。

乾留です。

酸素を断って木片を加熱すると木炭、木タール、木酢液、木ガスが得られるというアレです。
ということで松ぼっくりをアルミホイルで包みガスバーナーで加熱します。
イメージ 1

数分後煙(木ガス)が発生します。
木ガスに火を近づけると・・・。
イメージ 2

火が付きます。
35分後、木ガスの発生が収まってきたので開けてみると・・・。
イメージ 3

完成です。
しかし、加熱しすぎたせいかとてももろかったですね。
おそらくアルミホイルの茶色く名ている部分に木酢液、黒くなっている部分の一部に木タールが付着していると思います。
加熱する時間を変えて何度か試したのですが、20分~25分前後がよさそうです。
イメージ 4

白に良く映えます。しかし、強度や生産量などその他多くの改善点があるので今後、どのように進展するかは不明です。
初回にしてはなかなかの出来栄えかと思います。

ではでは。