桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

返答させていただきます。

マンファリです。
先日行われた集いに関して、参加校からの講評・質問に答えさせていただきます。
(学校名等は控えさせて頂きます。ご了承ください。)

↓詳しくはコチラ
http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/16782143.html


 
Q1.
身近なトンボを地道に調査されていることはよかったです。マーキングした個体の動きのようなものは追っているのですか?もしやられているようでしたら今後もお話を聞きたいです。


A1.これから行う予定です。ご期待に副えるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。
 
Q2.
なぜオスのほうがメスより個体数が多いのですか。


A2.厳密に述べると個体数ではなく捕獲個体数です。オスは基本的に縄張りをもち生活空間とするので一箇所にとどまり捕獲が容易です。しかしメスは各所を放浪するので捕獲し難く捕獲個体数がオスより少なくなったということです。
 
Q3.
長い距離を長期間調べていて、純粋にすごいと思った。
ハグロトンボの生態がよくわかる実験だと思いました。


A3.お褒めのお言葉有難うございます。まだまだ至らぬ点ばかりですので日々精進していこうと思います。


Q4.
ハグロトンボについてはよく調べられていて分かりやすいがそこから、府中用水の環境を守っていく為にどのような方法をとっていく予定か?
 
A4.私達はとある団体主催の調査に参加させて頂いている身です。申し訳ございませんが現時点で私達の口から申し上げることはできません。
 
Q5.
水質の調査!


A5.   端的な御指摘有難うございます。ハグロトンボの調査としても、環境調査の一環としても共に水質調査は重要であることは重々承知しております。順々に行っていこうと思います。
  
Q6.
グラフ結果をならべているところでは、比較対象を明確にするためたくさんの枚数を用いているがそれが逆にわかりにくく感じることがありました。


A6.御指摘有難うございます。膨大な量のデータを端的に纏めたつもりではございましたが、力及ばずかえって混乱を招いてしまいました。失礼いたしました。
 
Q7.
雨が降ると違いがあると書いてあるが、気温によっては変化しないのか。

A7雨が降るとハグロトンボはメスを中心に林内に退避します。しかし、雨宿りできる場所は限られているので一箇所にハグロトンボが集中するという現象が起こります。それにより捕獲個体数が増えるので発生個体数が見かけ上増えます。そこで、雨が降った日の記録は参考程度としました。気温と行動の関係は比較したのですが相関は見られませんでした。

Q8.
2012年度のオスの個体数は実測値では9/11がピークのように見えますがなぜ8/14なのでしょうか


A8.

   9/11は調査の途中で雨が降り、正確に調査を行えなく、その日の捕獲個体数に異常が生じてしまいました。なので、計算上不自然な値が出てしまった9/11をグラフの考察から除いた時一番値が大きい8/14が発生のピークだということを述べさせていただきました。