桐朋生物部のブログ

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多摩川水系でアリの観察

ものすごく久しくてもう忘れられているかと思いますがエリーゼです。

タイトルだけで頭に疑問符を浮かべた方がいるかもしれないので回想から
~思いの外早く採集が終わり河原でスケッチをするバラムンディ(以下シンディと略)、
それの邪魔をするFumajiro&エリーゼ、絶えることのない闘争と逃走の輪廻
まぁそんな感じでだいたい皆採集が終わり昼食を食べてgdgdするという生物部にありがちな時間に。

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※戦闘中のデンドロVSバラムンディ
 
 
 
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※木に登るシンディ
時系列的に少しのずれがありますが、しばらくして再びFumajiroが川に入り、あろうことかカワムシを
わたくしにむかって投げつけてきました。そこで、地面に落ちたカワムシがありに運ばれているのを見て
何かがひらめいた
この言葉をいうのは必然であった
「Fumajiro、もっとカワムシプリーズ!」~
はい、とまぁこんな感じでアリを観察することになったのですが

(本題に入る前にバラムンディの名前変更について
去年の10月ごろに私が提案した「アプリコット姐さん」というのはバラムンディのルックスとのミスマッチ
等々の理由で闇に消えたのですが、前々からバラムンディは長いということだったので、彼のリアルネーム
から一字とってシンディということになりました。)

イメージ 2
イメージ 3

カワムシをだいたい5、6匹ほどアリの巣の周りに配置します。
アリが大量に出てくる出てくる!
一匹ずつ順調に巣穴に拉致されていくカワムシ
ここで遠征組のアリ(1匹)がカワムシとは無関係の虫を連れてきてさらに部員たちもとい
両爬3強(エリーゼ、シンディ、デンドロ)熱狂!
そして着々と運ばれるカワムシを見送り観察は終了しました。

今回の観察ではアリについての興味深い点がいくつか見受けられました。
ひとつはアリ達の無駄のないフォーメーションです、デンドロ曰く環境省や東電も見習ってほしいとのこと
カワムシ一匹が巣に入るまでの時間僅か10分です。

もう一つはアリがカワムシを運ぶ際に歩く道です
最短距離を進んでいなかったのですが、何かあるのでしょうか?
前にアリは仲間に場所を知らせるために液体を出すと聞いたことがあった気がするので
それと関係しているのかもしれません。

最後にバラムンディの着眼点のゴミをよけるということですがこれも興味深いですね。
また別の採集地で観察してみたいです。
長文失礼しました。