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桐朋生物部

Y川採集 9/14

こんにちは、Loachmanです。だんだん秋らしくなってきましたね。
今日は、久しぶりのY川での生態調査ということで、Y川に行ってまいりました。
 
メンバーは、Funajiro,デンドロビウム,マンファリ,コム,マサ,アンター,ヤッパノ,Loachman,cider,チャリンライダー、イール,中一×5の15人。(敬称略)
 
今年は例年以上に部員の人数が多いため、今年の今までのY川採集では人数があふれかえってしまい、採集をしない人も出てきてしまっていました。
今回からは、この問題を解消すべく、普段調査を行っている場所とは別でステーションを構え、同時進行でその二つの調査をすることにしました。また、こうすることで、さらに深い内容の調査が行えるようになるのではないのでしょうか。
 
自分は普段採集を行っている場所を今日担当したので、主にそのことについて書こうと思います。(以下、普段採集を行っている場所をSt.1、新しく設けた場所をSt.2とします)
 
イメージ 1
川の様子
前回ここへ来たときより、水が多かったですね。
 
採集をしていると、ドジョウやカワムツといったようないつもの顔ぶれが比較的多くみられました。また、タモロコやカマツカといったこの場所ではこの時期に見られるようになる種も何匹か採れました。ただ、例年に比べるとすくないですね。
あと今思ったのですが、なぜこの時期になると多摩川からここへやってくるのでしょうか?このことは今後の調査なり、データ整理で明らかにしていけたらと思います。
また、やはり少し大きめの魚が多かったですね。これはSt.2でもそうだったみたいですね。一般的に日本の淡水魚の産卵期は春から初夏にかけてなので5月・6月あたりは幼魚が多いのですが、今は時期が違うので少し大きめの魚が多いです。採集で季節を感じるということを改めて感じました。
 
また今回はカワヨシノボリを2匹確認することができました。
イメージ 4
このカワヨシノボリも秋から冬にかけてこの地点では確認されています。おそらく多摩川からこの地点へ入ってきたのでしょう。ただ、なぜこの時期なのかは全くの謎です。もしかしたら水温が関係しているのかもしれません。
 
その後計測をし、学校へ戻りました。
成果はあまりありませんでしたが、部としての久々の採集でした。
イメージ 2
イメージ 3
ドジョウ
成果
<St.1>
モツゴ・・・2
カワムツ・・・11
・ドジョウ・・・12
・アブラハヤ・・・6
カマツカ・・・1
・タモロコ・・・2
・カワヨシ・・・2
<St.2>
カワムツ・・・18
・アブラハヤ・・・1
モツゴ・・・1
・タモロコ・・・1