桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

昆虫学会関東支部大会

この頃めっきり冷え込んできましたね。
そんな寒さが本格化し始めた11月24日のはなし。

私マンファリは70期生の高一で入部四年目です。本当にあっという間ですね。年月の流れは。私が中二の頃、夏企画展に誘っていただいたのが始まりで桐朋生物部はくにたち郷土文化館さんに何かとお世話になっております。
詳しくはこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/13060322.html
http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/13065400.html
この夏企画展とほぼ同時に始まったのがハグロトンボ調査隊です。
2011年7月31日第一回ハグロトンボ調査隊
http://blogs.yahoo.co.jp/th_biology_c/13132382.html
この回から二年が経過し三年目の今年が最後の年となりました。
桐朋生物部が長期に渡り採集を楽しんできた用水路での本格的な調査。
その集大成がこちらです。
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なんと日本昆虫学会にて発表させていただけることになりました。
発表者はヤッパノ、アンターの二名。顧問マリオの引率で高二Funajiro、デンドロビウム、高一マンファリ、マサ、コム中三チャリンライダー、中二アカハナが同行しました。
会場は東京農業大学の厚木キャンパスです。
8:30に本厚木駅に集合し8:35のバスに乗車。東農大を目指します。
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イメージ 3デンドロビウムとマサ。
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朝一番での発表でしたがきちんと言えたのではないでしょうか。
その後多くの方がたの研究を拝聴させていただきました。
カブトムシの翅の開閉装置、ツチハンミョウの交尾前行動、タマムシ図鑑ができるまでなどなど様々なジャンルの研究が集まっていました。
しかしそれらに共通して言えるのは興味が根底にあることだと思います。
研究だけではありません。質疑応答でも興味に基づいたものばかりでした。
当たり前のことなのかもしれませんが私たちには新鮮でした。

高校生の時代に本物を知ることができたのは大きなことだと思います。
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今回が最初で最後にならないよう日々精進です。

学会後ハグロトンボを10年研究されている方から御講評をいただきました。
来年からは桐朋生物部のみで調査を続けることになりますが今回いただけたものを駆使出来たらと思います。

今まで調査をご指導してくださった先生方、くにたち郷土文化館様、調査を温かい目で見守ってくださった国立市の皆様、生物部員を始めとする調査に関わった皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。