桐朋生物部のブログ

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サンショウウオ採集 with サレジオ学院

この頃日向にいて風が吹かなければ大丈夫というぐらいの中途半端な寒さが続いていますね。
そんな寒さが少し厳しかった11月23日のはなし。

この日はサレジオ学院さんと奥多摩のとある沢で合同採集をしておりました。
狙いはヒダサンショウウオ成体です。
メンバーは高二Funajiro、高一コム、マンファリ、中二アカハナ、中一、TG、TKの計6人(敬称略)。
綺麗に色づいた木々の葉を見ながら山を上り11時頃現地到着。
私は一年ぶりに来たのですが相変わらずヒノキが軋む音と沢の音以外何もしない静かな場所です。
そんな恐ろしくきしんだヒノキですがおかげさまで沢の中に落ち葉が堆積しておらず採集はわりとやりやすい...らしい。
皆様ワイワイと採られていましたね。
イメージ 1
ヒダサンショウウオの幼生です。
他にはタゴガエルなどが見られました。
サレジオ学院の方々も採集された様子。
幼生はそれぐらいにして、成体にお出まししていただきたいところ。
しかし、一匹も見当たりません。
出てくるのはカワゲラやカゲロウやらトンボやら。
イメージ 2
トウゴウカワゲラ属の一種
イメージ 3
タニガワカゲロウの仲間とヒラタドロムシの一種。
イメージ 4
そしてこちら。ニホンカワトンボのヤゴ。
イメージ 5
ミルンヤンマのヤゴ。多分。後頭部のものを棘ととるのか。ただコシボソのように擬死はしませんでした。側棘の数もコシボソより少ないと思います。
その後沢の石という石をひっくり返しましたが結局成体は一匹も得られませんでした。
その後夕暮れとなり解散。

サレジオ学院生物部の皆さん
遠いところから御足労頂いたにもかかわらず成体が採れず申し訳ございませんでした。
これからも色々とお世話になるかと思いますがどうぞよろしくお願いいたします。