桐朋生物部のブログ

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初夏に渓流

どうも、コムです。
期末考査前により、今後しばらく更新頻度がおちますがご了承下さい。
これを抜ければ夏休みが来る!ということで、採集や調査も活発化していき、合宿も予定しているので今から楽しみです。
 
さて、今日は先週日曜(6月23日)に行ったサンショウウオ観察について報告します
 
朝。現地に集合したメンバーはFunajiroと私(コム)の2人。以前にもこんな状況は止水性・流水性のサンショウウオにおいてありましたがどれもきつい採集になった記憶があります。
ということで、本題へ
 
 
9:00  山を登ります。
道中、アズマヒキガエルの幼生や、ヤマカガシの幼蛇を発見
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(ヤマカガシ)
いい天気で、ひんやりとした風がいい具合です。今までは秋~冬季にしかサンショウウオ観察をしたことがなかったので、初夏の登山は気持ちいものだったのかと気づきました
夏にももっと部員をつれて来るのもありですね
 
2時間半ほど歩いて採集ポイントとなりそうな沢を発見。
沢沿いに登っていくと、珍しいものが落ちていました
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シカの頭骨でした
この地域では数が増えすぎて食害もあるようですが…
なぜ頭骨が落ちているのか?他の部位は?などと考えると恐いのでそっとしておきました
 
沢を登りながら、水のたまった場所で幼生を探します
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まずはナガレタゴガエルの幼生が。
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ここではサンショウウオは見られないようだったので、さらに上流にあがると、ヒダサンショウウオの幼生がいました
イメージ 5
(成果の大部分)
ヒダサンショウウオの2年目の幼生でしょうか。かなり大きく、夏にでも上陸するのでしょう。
 
今回の観察、本来はハコネサンショウウオ狙いだったのですが、もしかしたらまだ上流に登った方がよかったのかもしれません。
山の雰囲気を楽しめる観察だったので、近いうちにリベンジしたいです。期末後にでも。
 
ちなみに、この日帰りの時間に間に合うため、山道を走ったりと最後はもう体力の限界でした。距離があるというのだけは、どうしようもないですねぇ
 
 
成果
・アズマヒキガエル(幼生)
・ナガレタゴガエル(成体?、幼生)
・ヒダサンショウウオ(幼生)
・ヤマカガシ