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多摩川魚類採集1/19

こんにちは、ciderです。
昨日魚類採集に行きました。
 
今回の採集はloachman,チャリンライダー、cider,イール、ペッパー、ジョニーの5人でした。9時に駅に集合して川に向かって出発。しかし・・・
ベースキャンプについた時点で今年に入ってから一番の強風が吹き荒れる事態でした。
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強風から逃れるためにシェルターにうずくまるジョニー
想像以上に強かったです。荷物吹き飛ばされるくらいなので。
取りあえず風のあまり当たらない安全なところに荷物を置いて、採集開始。因みにチャリンライダーとジョニーはサンダルと網がないため釣りを楽しんだり川の近くを徘徊したりしてたそうです。
 
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採集風景
最初の方はタカハヤ、アブラハヤなどの中層魚が捕れていました。途中から風がやんでくると実は気温はそこまで低くなかったみたいで、結構温かかったです。
途中からはギバチ、ヒガシシマドジョウといった底棲魚が取れていきました。そして何とloachmanがスナヤツメのアンモシーテス幼生を大量にとってました。僕はアンモシーテスは捕れませんでしたが多くの魚が捕れて良かったです。最近この地点はあまり捕れなかったので。しかし一方で、いつもは石ガサで取れるアカザ、カジカ大卵型といった面々が殆ど採れなかったのは不思議でした。
 
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計測風景
ベースキャンプに戻った後、昼食を食べてから計測しました。30分前に戻ったチャリンライダーたちは待っている間、強風で寒かったらしいです。採集中あまり寒さは感じていなかったのでガサガサって立派なスポーツだなということを実感しました。まあ点数とかはないですが(時々部員同士で採れた数を競うというのはある)。
 
取りあえず昼食を食べました。あまり関係ない話ですが、個人的にはコンビニ弁当はうどん系が一番おいしいと思います。しかし、今日食べたのはスパゲッティでした。それでも結構おいしかったです。
 
本題に戻りますが、計測を始めると最終的には中層魚は少なかったです。対して底棲魚はとても多かったです。特に多かったのはスナヤツメ、ヒガシシマドジョウ、ムサシノジュズカケハゼでした。最初採れたのにアブラハヤ・タカハヤはあまり取れていませんでした。さらに、先ほど言ったようにカジカは1匹、アカザは0匹でした。いったいなにがあったんでしょうね。今回の魚類層はなんだかいつもと違う気がしました。
 
計測が終わると帰路につきました。強風は大変でしたがたまにはこういうのもいいかなと思います。意外と面白かったとは思います。
全体的にも採集は結構楽しめたのでよかったです。次回以降はもっととれるように頑張っていきたいです。それではさようなら
 
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 ムサシノジュズカケハゼ
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アブラハヤ
成果
・アブラハヤ・・・4
・ウグイ・・・3
カワムツ・・・36
・ムサシノジュズカケハゼ・・・9
・ギバチ・・・9
・オイカワ・・・28
・カジカ大卵型・・・1
・ギンブナ・・・1
・ヒガシシマドジョウ・・・30
・スナヤツメ(北方種or南方種」
・タカハヤ・・・3