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2014年度 ハグロトンボ調査⑧

悔いの無い夏休みをとか言っておいて、悔いだらけのマサです。
昨日は夏休み最後の日で、宿題もありましたがハグロトンボ調査を行いました。
参加者はコム、アンター、マサ、マリオの4人です。

雲が良い感じに日を隠し、さほど暑くは無い天気の中調査開始。
最初の郷土館前では全く捕れず、少し不安。2、3年前は蚊に刺されながら何十匹も記録したのに…
イメージ 1
見つけたハグロトンボに接近するアンター
 
今年は何度も言っている通り個体数が極端に少なく、記録用紙1枚(25匹分)で収まるくらいしか捕れていませんでした。しかし、今回は再捕獲個体が多く、すぐに2枚目に突入するほどでした。
イメージ 2
調査人数4人に対して網が2本だったので、アンターとコムが網を持つことに。
しかし、アンターは「全然捕れなーい」とテンションがどんどん下がり、途中ではただトンボを蹴散らす人みたいになっていました。
 おかげで上の写真にように目視で終わる個体も何匹かいました。カメラの性能がいいおかげで番号と雌雄ぐらいは分かりますね(写真はk-78のオスです)
 一方のコムはというと、数回しか網をふるったことのない人とは思えない立ち回りで、ハグロトンボを一網打尽にしていました。流石です。
 
結局、総捕獲個体数は47匹と今年度最多となりました。果たしてここからピークを迎えるのか、それとも虚しく個体数がどんどん減っていってしまうのか。
そろそろ戸籍表だけでなく、簡単なグラフなどを作ってみた方がよさそうです。
また、今回の調査で再捕獲ばっかり捕れる場所と、逆に新個体しか捕れない場所がきれいに分かれていて、そこも少し気になりました。