桐朋生物部のブログ

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採集旅行にいってきたぜ③

こんばんはチャリンライダーです。今回で3回目です。まあ次の記事は帰る感じなので、実質これが最後の記事です。では、いってみましょう。
 
 8月29日採集旅行3日目部員たちは、朝6:30起きると体の痛みに襲われていた。そう昨日の自転車による筋肉痛である。といってもそんなこと言ってられないので採集に行く部員たちであった。

 という感じで1日がスタート3日目は、昨日行って引き返した所より先に行きます。今日も自転車…ではなくバスです。朝食を頂き、支度をすましバスへ乗車。そして自転車で来た道をバスで上がっていきます。
バスの感想 なにこれ速くね人類にはこんなものもあるんだ。昨日の1/8の時間で来れちゃったよ。すごい快適だよ疲れてないよ。

 そして昨日来た休憩所から採集開始です。道沿いを歩いていくとよく目にするのはアサギマダラというチョウ。本当によく飛んでいます。本当はよくないのですが、素手で飛んでいるチョウはキャッチできる位飛んでいます。
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こんな感じ。このアサギマダラというチョウは、渡りをするチョウで長いときだと2000キロ程移動したりするようです。この習性を利用してマーキング調査を行っている所もあるようです。イメージとして自分たちの行っているハグロトンボの範囲を県、または国単位にしたものですかね。この周辺に生息するアサギマダラも寒くなってくる秋頃に南に移動し始めるのでしょう。

 そして柳を見ながら歩いていくと何やら枝動いている影が
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写真中央にご覧ください。
網を使い難なくキャッチ
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取れた個体はオスのヒメオオクワガタ。自分は3日目までクワガタがとれてなかったので、うひょひょーうれしーという感じでした。この個体はうまくいけば来年の桐朋祭に展示しようと思っています。
 そしてこの個体をとって1分もたたないうちにマンファリもヒメオオのオスを発見。こちらの個体も大きい50mm以上ありました。更にエリーゼも道路を歩いていたスジクワガタを発見。

そして歩いていくと林道があったので林道によってみることに。林道の入口で昼食をすまし一部の人で林道へ。柳の木などがあったので上ばかり見てもいないいない。そこで自分は下を見ることに、すると落ちていた枝を拾って見ていきました。すると10本いくかいかないか位見ていくとありました。恐らくトウカイコルリクワガタの産卵痕です。
これです。ここで恐らくトウカイコルリと言っているのは、このコルリクワガタなどの種類は似ている種が多く100%外部形態などで見分けることができないからです。見分ける場合交尾器などで見分けるそうです。自分の場合分布域的にトウカイコルリクワガタと判断しました。
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中から出てきた幼虫。学校に持ち帰ったので羽化したら報告したいと思っています。
そして10分位で帰りのバスもあるので引き返していきました。林道から出ると待っていたみんなはトンボを競走といって捕っていました。この時トンボをとっていた中に昆虫班員はいませんでした。他の班の人たちが専門外の昆虫を捕って楽しんでいてとても良い時間でしたね。

 そして帰り帰りも柳を見ていきましたいない。あっでもこんなやつがいました。  
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「こんにちはシマヘビくんだよ。この辺は、いちいち報告していなかったけどシマヘビ人口多いんだ。あっヘビだから人口ではないかははははは。」

シマヘビ君ありがとうございました。このようにシマヘビ君が言うようにシマヘビが多かったです。他に多いのは先程言ったアサギマダラ多いです。帰りは柳を見ても見てもいなくて最終的にアサギマダラ捕獲大会になっていました。そうしているうちに休憩所に。そこで問題が発生エリーゼがいません。そしてしばらくすると携帯の電波がつながりエリーゼは昨日と同様ヒッチハイクで帰ったようです。しかも今回は宿舎まで。うん、すごすぎるよエリーゼさん。そしてみんなで休憩所でワイワイガヤガヤしているうちにバスの時間にそしてバスで宿舎まで。

バスの感想 昨日の帰りの自転車の方が速いな。てか自転車って自動車より速くねははは
という感じで昼採集終了です。ここからは最後の夜間採集です。 

3日目夜間採集編
ツチノコ編の一部》
ツチノコとは、日本各地で存在が言い伝えられている幻のヘビである。猛毒を持っている、驚異的なジャンプ力を持っている、などと恐ろしいうわさが数多くあり、多くの人が捕獲に挑んだが、ことごとく失敗していた。
しかしある日、ツチノコ捕獲のため、勇ましく立ち上がった学生たちが(ry

・・・すみません。
どうも、イールです。三日目の夜は、自分はcider,ジョニー,GC,と行動しました。
事の発端は、ciderが突然「ツチノコを採ろう」と言い出したことからでした。その計画にジョニーとGCが参加し、自分もどうせ暇だったため参加しました。

で、いざ自転車に乗って出発、したはいいんですが、そもそもどこを探せばいいのか全く分からない。とりあえず、坂道を少し上って山の方へ行きました。しかし、少し進むと街頭ひとつない真っ暗な山道。あまりの暗さにビビってしまい、少し進んだところで引き返しました。
で、街灯のある場所に出たんですが、そこで自分は自転車で結構派手に転んでしまいました。まあ、明るいところに出たという安心感からなのか、下り坂を調子に乗って走っていたらこうなってしまいました。情けない。転んで擦りむいたところからは結構血が出ていたため、宿に帰りました。(数日後にはなぜかツチノコにかまれて怪我をしたということになっていました。)
そのあとは、ジョニーとGCが探索に行ったそうです。残念ながらツチノコは発見できなかったそうですが。

後半部分が駆け足気味になってしまいましたがこんな感じです。

《ベイトトラップ編》
どこに書こうか迷ったのですが、ここに書きました。2日目、4日目の内容も出てきますが、ご了承ください。
というわけでアンタ-です。
僕は今回の採集旅行でオサムシをとろうと思い、ベイトトラップをしかけました。ここではその様子をお送りします。
まず、仕掛けに行ったのは、2日目の朝。朝食の後、「あれ、ここで仕掛けないと仕掛けるタイミングなくね?」と思い、出発の30分前に急きょプラコップとサナギ粉とスコップを持ち、自転車でダッシュ。前日の下見で良さげだった林内に急いで埋める。しかし、片道2kmの坂道がそれを許さない。結局20分弱遅れてしまった・・・ごめんなさい。
ちなみにこの後、十数kmの坂道が待っていることは、当時の僕はまだ知らなかっt・・・いや、知ってたな。
そして二日目の夜。ベイトトラップの様子を確かめるため、マンファリと見に行く。しかし、目的のオサムシは入っておらず、シデムシとゴミムシが数匹。ここで、マンファリが仕掛けることのできなかったバナナトラップをエサに、違う場所にいくつかベイトトラップを増設。
三日目の夜も、再びマンファリと様子を見に行った。そこで確認しようとすると・・・「キューーー」シカの鳴き声だ。森の奥から聞こえた。複数匹いるぞ・・・。交代で森の奥を警戒しつつ、チェック。そして、めぼしいものが入っていないことを確認し、すぐに立ち去った。
四日目、最終日。この日も朝食後、自転車を走らせてトラップの回収に向かった。二日目と違い、ここでの遅刻は許されない。バスは待ってくれないからだ。焦りつつ、トラップの中身にドキドキしつつ、仕掛けた場所へ自転車を走らせた。が、・・・自分の仕掛けたトラップには、オサムシは一匹も入っていなかった。がっかりしつつ、トラップを回収し、戻ろうとすると、仕掛けた別の場所へ行ったマンファリと合流。そちらではクロナガオサムシが2匹、捕獲できていた。やったね。しかし、マンファリはオサムシに体液をかけられたらしい。僕もカタビロにかけられたことはあるが、クロナガオサムシのはものすごく臭かったらしい。彼は匂いを落とすのに相当苦労していたようだった。