桐朋生物部のブログ

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ゲ・・・、ゲンゴロウ

こんばんはチャリンライダーです。皆さん風邪ひいてませんか?自分は風邪気味です。そんなことはどうでもよくて、今日は、週末にゲンゴロウ採集に行ったことを書きます。遅くなってしまってすいません。では書いていきます。

 土曜日(13日)の夜部活が終わってから1度帰宅し某駅に集合。駅といっても今回は、自分の父親に頼んで車を出してもらいました。そしてメンバーは、マンファリ、ヤッパノ、マサ、そして自分です。高速に乗って日付が変わる頃に現地に到着。そしてついてすぐさま灯火採集です。この灯火で回った一部は、自分が中一の頃の小淵沢合宿で訪れた所も含まれています。(といっても中継地点なんですが。)
当時の合宿記事
(一日目)
(二日目)
(三日目)
(最終日)

 それにしても懐かしいですね。自分がまだ中一ですよ。いやーそれにしても初めての合宿だったので印象にかなり残ってますね。今回訪れた所に行ったら当時の事を鮮明に思い出せました。そして今回です。クスサンが非常に多かった気がしました。
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このクスサンは口が退化しており成虫になると何も食べられないようになってしまいます。勿論幼虫は植物の葉を食べていて、主にブナ科、バラ科の植物の葉を食べているようですね。

他には
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側溝を覗いていくとオサムシがいました。と思いましたけど実はアカガネオオゴミムシという種類です。採集した時の臭い、光沢などで、オサムシと間違えてしまっていました。このアカガネオオゴミムシはオサムシなどと同じように、羽が退化しており、飛べなくなっています。そのため歩いて移動している所側溝に落ちてしまったのでしょう。それにしてもオサムシと間違えたのは反省しなくては。同定してくれたアンターさんありがとー
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↑ユミモンヒラタカゲロウの成虫
このようなカゲロウなどのカワムシ幼虫は多摩川でのカワムシ調査などで見かけることは、多いのですがこのように成虫を見ることは、そこまで多くはないですね。このように成虫が見られるのも灯火採集の醍醐味ですね。このユミモンヒラタカゲロウの赤いものは卵で透けて見えています。他のカワムシの成虫などは、オオヤマカワゲラなどが見られました。

他にもミヤマダイコクコガネ、カブトムシが取れました。カブトムシはかなり低い気温で発見したので驚きました。人(自分)が寒さで震えながらカブトムシをとったのは初めてですね。そしてテントで就寝。


 おはよう。といっても書いてるのは夜なんですけどね。早速朝からゲンゴロウ採集へ。朝からため池へ。ため池には沢山のヨシが茂っています。
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少し隙間があったのでそこを進みながら、網を入れていきます。網に入るのは、ミズカマキリタイコウチ、などの水生昆虫採集のおなじみの顔ぶれ。するとマサの網にゲンゴロウが‼自分も網を入れていくと…
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↑採集後撮影
入りましたあああああ。
自分捕った時意味不明なこと言っていましたね。もう何言ってたかは、忘れましたが。そんなことよりゲンゴロウについて。ゲンゴロウは、驚いたりすると頭と体の間から汁を出しに独特のにおいがします。それにしても自分はゲンゴロウを捕ったのが始めてだったので臭いを嗅げたのはいい経験になりましたね。やっぱ採集はいいね~。

終わりみたいにしちゃいましたけど続きます。次はトラップを仕掛けました。これはお魚キラー
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こんな感じで仕掛けて昼ごはんを食べに行きました。

≪二時間後≫
 さあトラップの引き上げです。どりゃあ
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おお入っています。見にくいですけど二匹入っています。これを六ヶ所に仕掛けたので、全て回収すると結果は…
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13匹‼といっても容器に移す際落としてしまうことがありました。それにしても多いですね。これを回収している時ゲンゴロウが水面をスイスイしているところを見れたので、個体の多さがよくわかりますね。その後雌雄判別を行い一部持ち帰る分だけを残しリリース。それにしてもこのような自然の豊かな所がいつまでも残ってほしいですね。今回はこんな感じの採集でした。それでは、さようなら皆さん風邪には注意ですよ~