桐朋生物部のブログ

桐朋生物部の活動をまとめたブログです。Twitterもよろしく♪

桐朋生物部

生物部にいた生き物たち 訂正版

お詫び 先程までヒメカツオブシムシと表記していたのを訂正させていただます。ご指摘の通り種類に誤りがございました。お詫び申し上げます。

こんにちはチャリンライダーです。いつもなら、週末のこの時間はだいたい採集などをしているのですが、今日は生憎の雨そこで、昨日生物部内で発生していた生き物について紹介します。
 昨日のこと、自分は、部室のあまり見ない標本棚から、1つ標本箱を手に取ると、なんか標本箱内で何かが動いていました。まさかと思い中を開けて取り出してみると…
イメージ 1
↑1円玉との比較。とても小さい甲虫ですね。はいこれは、タバコシバンです…標本箱の防虫剤が切れて発生してしまいました。
 このタバコシバンムシは、標本よりも乾燥している食品等にも発生することがあるそうです。中には米の中で発生していたなどの例があるそうです。いくら加熱してるからといって食品の中にムシって怖いですね。標本箱の中には、無数の死体が確認されました。このタバコシバンムシは成虫の寿命が、約20日程と短くサイクルが早いので恐らくずいぶん前からいたのでしょう。
 日頃の対策としては、やはり防虫剤だそうです。自分たちも防虫剤の交換を怠ったので、発生してしまったのを、反省しなくては、なりませんね。

おまけ
せっかくなので、顕微鏡で拡大してみました。
イメージ 2
こう拡大してみると普通の甲虫ですね。体には、黄金色の毛が無数生えていました。
このように一般的に害虫と呼ばれる昆虫たちも、よく見てみると魅力的な種類が多いですね。今後は、このように、タバコシバンムシなどの昆虫が湧かないように管理していきたいと思います。ではでは。