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作ろう展翅版

こんばんはチャリンライダーです。今日は、昆虫班の中一が展翅版を作ってくれているので、その事について書きたいと思います。そもそもなぜ作ることになったかというと、今年昆虫班に中一が七人入ってきてくれて(それまでは六人)、展翅版などの機材が足りないということになったのでまず中一たちには、昆虫採集に行く前に展翅版を作ってもらおうということで作ってもらうことにしました。先ずは展翅版の簡単な説明から。

展翅版とは
中一の部員に聞くと、展翅版を知らない部員いたので、簡単に説明です。展翅版とは、チョウや、トンボなどの翅を広げた様態で、標本にするときに使うものです。
↓詳しくは、2014年9月8日更新「この頃はやりの」

用意するもの
バルサ材 ・角材 ・ベニヤ ・コルク板 ・釘 ・金槌 ・鋸 ・ボンド といった所です。

では写真と共に製作過程に行ってみましょう。
  最初にバルサ材、角材を加工していきます。バルサ材は、長さ60㎝×8㎝と長い物を使ったので、カッターで何度も切れ込みを入れて30㎝×8㎝と二等分にします。

 次にベニヤ板、ベニヤ板は、最後に完成するときのサイズに合わせて、30㎝×18㎝でカッターでバルサ材と同じように、カッターで切り出します。
 
 次に角材。角材はバルサ材の下に台として設置するので、バルサ材8㎝の方に合わせて切っていきます。またバルサ材同士を2㎝開けてのつなぐので、もう一つは、18㎝で切ります。(文章力がないので参考で↓写真)
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イメージ 2
↑鋸を使い、角材を切る部員。※部室の木屑は後で、ちゃんと処理しました。

先程説明した写真のような配置で、釘を打つ前に、ボンドで、仮止め。その後釘を打つ場所に印をつけて釘を打っていきます。
イメージ 3
少し手こずるようなところもありましたが、失敗無くに打ち込むことが出来ました。比較的みんな綺麗にできていました。



そして作業は最終段階に突入。ベニヤ板に、コルク版を貼り、先程まで作っていた展翅版の上の部分と貼り付け。これもボンドで薄く貼り付け、釘の打つ場所に印をつけてから釘を打ち込んでいきます。
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↑コルク板と展翅版上部を張り付ける部員
そういえばアカハナとかいう中三のような中一が釘の打ちたさに中一にねだって一本だけ打たせてもらっていました。そもそもこいつ両爬班じゃん。
イメージ 5
三人とも進行状況が違いますが、みんな週末の昆虫採集に向けて、展翅版作りを頑張ってくれていました。そして・・・
イメージ 6
パッパラパッパ完成~これで展翅版完成です。自分たちで作ったから、愛着をもってつかってくれるとうれしいですね。今週週末は、天気が微妙ですが、昆虫採集を部活で行うつもりなのその時チョウなどをうまく採集して、早速使ってほしいですね。あとこの記事は、わかりにくくなっている点がありますので、後日写真を追加しようと思います。では今日はこの辺で、では。