桐朋生物部のブログ

桐朋生物部の活動をまとめたブログです。Twitterもよろしく♪

桐朋生物部

脱脂したよ~

こんばんはチャリンライダーです。早速ですが、書庫「日々の活動」を使って更新シテみたいと思います。今日は昆虫標本の脱脂を行いました。使うものは…

イメージ 1
アセトン(アマ〇ンで購入。)画像にチャリンと書いてありますがここに本名を書いてしまったので加工しました。先ずアセトンの説明をしていきたいと思います。
化学のできないチャリン先生の化学講座第1回アセトン編
アセトンとは?
化学式:C₃H₆O
沸点:56.6℃
モル質量:58.08
性質:特徴的なにおいのある無色の液体。気体は空気より重く床を這い遠距離引火の危険性あり。酢酸、硝酸、過酸化水素などの強酸化剤に接触すると爆発性の過酸化物の生成する可能性があり。もう調べていてチャリン先生のよくわからないたんごが多くなってきたのでこの辺で。とりあえず遠距離引火(火気厳禁)、強酸化剤に接触させるのは×ということですね。←ここテストに出るぞ‼

 前置きが長くなりましたが、この液体に乾燥させた昆虫標本を入れます。まず入れる前の様子から
イメージ 2
(before)この標本の周りに注目してもらうと脂が出ているのかわかりやすいと思います。では、アセトンへGO
イメージ 3
(after)この矢印に注目していたでけるとわかると思いますが、この黄色っぽくなっているのが、昆虫から出ている脂です。この大型のカメムシからは、多くの脂が出ていることがわかりますね。あと脱脂をすると標本がかなり壊れやすくなるので取扱いには注意ですね。という感じの今日の脱脂作業でした。今回は試験を兼ねたものなので、部室にある脱脂が必要な標本の少しずつやっていきたいと思いますので、続報をお待ちください。テストは次回かなぁ…