桐朋生物部のブログ

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アフリカンシクリッド

 先日、以前紹介した「おさかなポスト」にまた訳アリの魚をわけてもらいました。現在生物部にいるエンゼルフィッシュも前に「おさかなポスト」からわけてもらったヤツですが、今回はその第2弾としてアフリカンシクリッドを貰いました。
 
以前も紹介したこの「おさかなポスト」は、多摩川沿いの稲田公園(川崎市多摩区)に設置されています。ここに放された魚を管理人の山崎さんという方が回収し、一時的に保護した後、最終的には幼稚園や小中学校、高齢者施設などの「里親」に引き渡しています。生物部ではこの里親の一端として、昨年から魚を引き取ることを始めました。
 
ただ、「おさかなポスト」がある背景には崩れかかっている多摩川の生態系があります。忘れてはならないのは「おさかなポスト」は飼い主の心に余裕を持たせることではなく、自然の生態系を守るためにあるということ。どうしても飼い続けることができなくなったとき、自然に放すしかなくなったときの最後の手段としてのみ活用することが許されるのだと思います。
 
それはそうと今回貰ったアフリカンシクリッドという魚ですが、その名の通り中央アフリカの湖に生息するシクリッドです。種類は約600種と多く、気が荒く縄張り争いをする種が多いそうです。また、メスが卵をくわえるマウスブルーダーも多く、繁殖が容易だそうです。今回生物部が貰ってきたのは青く光る鱗と黒の縦模様が特徴的な奴で、これからどのような姿を見せてくれるか楽しみです。
 
写真はそのアフリカンシクリッドです。今はケータイで撮ったものしかないですがご了承ください。後日デジカメで撮ったものを掲載したいと思います。
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