思ひでの沖縄 part2 日中編
こんにちは、いよいよ沖縄旅行の2日目です。
初日に引き続きアカハナがお送りしたいと思います。
昨晩、遅めに就寝した一同は8時ごろに起床。
なぜか朝食後、自分とチャリンライダーは宿舎横の川に行くことに。
一部泥が深く身動きのとれなくなる場所もありましたが、なんとか採集をしていると、突然横にいたチャリンライダーから「採れた」との声が。
この川にはこいつとおぼしき魚影が多数、群れで確認できました。どうやら生息しているのは一匹や二匹ではないようです。
そんなチャリンライダーに対抗心を燃やし、懸命に採集をするも、採れるのはカワアナゴやハゼばかり。やや、飽きを感じ始めたころ、前にいたチャリンライダーから「オオウナギだ、そっち行ったぞ」との声が。あわててまえを見ると、確かにこちらに泳いでくるウネウネとした魚影が。
あわてて網を構えるもやや遅く、網に当たっただけで逃げられてしまった。自分の責任である。釈明するのであれば、あれは怖い。デカイし、以外に速いし。まぁ、いいわけですが。
30分ほどで切り上げ宿舎に。そこで一日の予定を話し合い、9時に宿舎を出発しバスへ乗り込む。久米島は島の中央に山があり海岸沿いに集落があるため、集落間の移動は基本的に車かバス。そのため今回の合宿でもバスを多用した。
そしてある川の近くで降りた、一向はとりあえず川に降りられる場所に向かう。川に降りられる公園を見つけ、そこで魚類採集をすることに。
あまりパッとしない成果のまま採集は終了。
予定通り二つのグループに分かれることに。具体的には海釣り組と山組。メンバーは海釣り組がバラムンディ、putera、たけず。山組がコム、チャリンライダー、アカハナ。自分は山組について書きますが、海釣り組もだれかが別の記事を書きます。
山組はそのまま公園を通り抜け、山へ向かう道にでることにした。途中でチャリンライダーがオオゴマダラを捕獲していた。なんでも日本最大級の蝶だとか。
オオゴマダラ。チャリンライダーはかなり喜んでいる様子でした。
しばらく進んでいくと道脇でチャリンライダーが甲虫採集を開始。暇になった自分とコムは周囲を散策することに。生き物は見られませんでしたが、島特有ののどかな雰囲気を感じました。
あ、そういえばチャリンライダーはオキナワヒラタクワガを採集したみたいです。
そして林道へ。
林道に入る前、コムとキノボリトカゲとか見つけられないのでは、みたいな話をしていました。すると林道入口の木の横に、
オキナワキノボリトカゲ、完全なフラグでした、はい。
キノボリと名前に入っているだけあり、木に登るのがとても速く虫網で捕獲を試みるも失敗。さすがと言わざるを得ません。
次に出てきたのは、こいつ。
ヘリグロヒメトカゲ
手足が短く、全体的にずんぐりしていますがそこが可愛かったです。短い手足の割に逃げるスピードは本州のトカゲと同じぐらいでした。
さらに歩みを進めていると、蹴っ飛ばした落ち葉の中からブラ―ミニメクラヘビが。
ブラ―ミニメクラヘビ、なんとも残念な登場のしかたでした。一見するとミミズのようですが動きはヘビそのもの。運がよかったです。
オオウナギ、こんな場所にもいるんですね。
念願のヘビも見ることができた。
リュウキュウアオヘビ
こちらもなかなかにかわいらしい。まだ幼蛇だったがそれを抜きにしてもまったく怖くはない顔立ちである。
そこからは登山道に入り、しばらく進む。しかしある程度進んだとろでアカハナがメガネをなくしたことに気づく。その場を探すも見つかるはずもなく、失意に暮れていると、横にいたコムが「そんな奇跡がありえるのか」とか言っている。
コムの視線の先には………
リュウキュウヤマガメがいるではないか。
メガネの犠牲は無駄ではなかったのだ。この赤みがとてもかっこいい、てっきり沢の近くに生息しているものと思っていたが、ここは山の中。水場も周りにない。意外と乾燥してる場所でも大丈夫なようです。
しばらく、撮影をしたのち下山。下山途中、道横の草原で昭和臭い虫とり少年がいた。写真をお願いするとOKだというので一枚撮らせて頂いた。その写真がこちら。
彼の名はチャリンなんちゃらとかいう名前だった気がするが、はっきりとは覚えていない。
下山後は比定屋バンタという景色がよいことで有名な観光スポットに足を運び、カレーを食べた。皿だけ渡され自由に入れていいという太っ腹なスタイルだったのが印象に残っています。
宿舎についたのは5時ごろ、しかし鍵を持っている海釣り組が帰還していなかったので、やむなく宿舎周辺を散策。結局部屋に入れたのは6時半ごろだった。
そこから夕食を食べ、夜間採集へと、夜の久米島に繰り出す部員たちであった。
夜間採集の記事は別の記事で書きたいと思います。長文ですがお付き合い頂きありがとうございました。