桐朋生物部のブログ

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思ひでの沖縄 part2 夜間編

またしても、アカハナです。
これは沖縄旅行2日目の記事の続きです。

夜間も二つのグループに分かれました。目的とメンバーは昼と一緒です。

<山組>
山組はクメトカゲモドキという種類を観察するため、目撃例のある林道に向かうことにした。

宿舎から4キロほど歩き、林道入口へ。
道中ではオキナワアオガエルの鳴き声が確認できた。

勇んで入ったはいいものの夜の林道の怖さは尋常ではない。明りは手持ちのライトだけで、街頭はまったくない。
虫や鳥の鳴き声が飛び交い人の声や車の音も聴こえない。
そして一番の恐怖はハブの存在である。樹上にいるかもという恐怖が歩を鈍らせ、視野を狭くする。

そんなある種の極限状態の中では幻覚が見えてしまうのも致し方なく、木の根や葉がヘビに見えることが多々あった。

しかし、恐怖のなかにも生き物を見たいという思いはあり、うごいた茂みはきちんとチェックする。クメトカゲモドキではないのかという期待を持ちながら。

けれど、その大半がカニ。途中から怒りを通り越し殺意すら覚えるようになったのは言うまでもない。

むろん生き物(カニの野郎を除く)も見れた。
まず、最初に見れたのはリュウキュウカジカガエル
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この旅行中、本種がもっとも多く確認できた。

ヘビではアカマタを発見。
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この赤さがかっこいい。本州ではこの赤さは見られません。来た甲斐があったというものです。ただ、気性が荒かった………。
カメラを向けただけで噛みついてくるんです、このヘビ。コムは軍手越しに噛まれていました。

林道脇の茂みではチャリンライダーがこんなカエルを発見しました。
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その場ではリュウキュウカジカガエルのメスだということになりましたが後で調べてみるとシロアゴガエルという外来種だということが分かりました。

今回の夜間では林道の半分ぐらいのところで引き返そうという予定でした。その半分の地点からちょっと脇に入ったところに池があり、そこに行ってみることに。

その池にはヒメアマガエルの幼生(いわゆるオタマジャクシ)がいました。また、ガラスヒバァというヘビも。
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このヘビ、図鑑にはカエルやカエルの幼生を食べに夜間は池にいるとありますが、その通りのようでこの日だけで3匹も確認できました。

そして来た道を引き返す、しかしアカハナは寝ながら歩くという高度な技をしていたため記憶がない。まぁ、特筆することなにもなし、とだけ言っておきます。

宿につくとすでに3時過ぎ、このまま就寝かと思いきや、なんと釣り組の様子を見に行くことに。結局釣り組のいる場所についのは5時ちょっと前。そこで寝ようとするも風とアスファルトの床の冷たさでほとんど寝れず、6時頃にきれいな朝日が昇るのを見ながら宿舎に帰りました。
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就寝時間が8時になったことはできれば思い出したくないです。

<海釣り組>
たけずかputeraが書きます。乞うご期待!