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7/31 国立科学博物館「生命大躍進」

相変わらず暑い日々が続いていますね。僕は夏バテ気味です。
こんにちは、Loachmanです。
7月31日暑い中、上野にある国立科学博物館で開催中の「生命大躍進展」に行ってまいりました。では、早速いきましょう。

メンバーは、Loachman,cider,イール,ペッパー,遊び人,アル,バタコさん,blue ocean
オデ,中1×4の13名と顧問のマリオの計14名。

この日は9時に上野駅に集合し、歩いて博物館まで行きました。5分ほど歩いたところで博物館に到着。
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看板と私

今回の「生命大躍進展」では、生命の誕生から現在までに至る生命の進化の歴史をテーマとしています。NHKとの共催で行っているもので、少し前に「生命大躍進」というテレビ番組が放送されていたのを覚えている方もいるのではないのでしょうか?

では早速展示を見ていきましょう。
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中の様子
夏休み真っ只中ということで、お客さんが多かったですね。中には千葉から来ている学生もいたそう(遊び人情報)。
展示の始めのところでは、まずカンブリア大爆発が取り上げられていました。カンブリア大爆発というのは、およそ5億4000万年前のカンブリア紀に突如多種多様な生物たちが現れた現象のことで、生物の「門」はおおよそこの時に成立したそうです。ピカイアやアロマノカリス、オパビニアが有名ですね。
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ピカイアは脊索動物と呼ばれる生き物で、現在の脊椎動物の祖先にあたります。僕たち人間の祖先でもある訳ですから、なんだかこうやって化石を見ているというのは不思議な気持ちでした。
また、桐朋中学だと1年生の時のカンブリア大爆発を扱ったビデオを見るので、化石を見て「これ中1の時に出てきたヤツだ」と言っている部員が多かったです。よい復習?になったかもしれませんね。
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順路を進んでいくと、次は魚類の出現・進化、生命の陸への上陸が扱われているゾーンへ。
ここではダンクルオステウスという板皮類の魚とウミサソリの大きなレプリカが目玉展示となっていました。いやー、迫力あったなぁ。
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ダンクルオステウス(左)とウミサソリ(右)
「こんなにデカいわけないだろ」と思うかもしれませんが、これ実物大だそうです。こんなデカいのにやられたらひとたまりもありませんね。ちなみに板皮類とは、頭部と胸部が固い骨板に覆われている魚で、現在は存在しません。

しばらく進むと次はジュラ紀白亜紀について触れられており、初期の哺乳類や恐竜の展示がありました。
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カスモサウルス
恐竜が終わると次はいよいよ霊長類へ。
ここではイーダと呼ばれる、ダーウィニウス・マシラエというサルの展示が目玉となっていました。なんとこの化石は胃の内容物までが化石として残っており、非常に貴重なものだそうです。
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このダーウィニウス・マシラエは樹上で生活するらしく、見た目はなんだかアイアイに似ているような気がしました。木の実などを食べて生活しており、ヒトの直接の祖先ではないそうです。

展示を一通り見終わった後は、マリオの企画で一人一人展示で思ったことを発表。化石の発掘技術についてやCGのことについて話す人もいて、結構人によって違いましたね。まあ当たり前といえば当たり前か。
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発表する中1H(右)
発表も終わった後は博物館で解散という流れになり、それぞれどこかに行ったようです。

とても暑い日が続いていますが、生物部員は元気に活動を行っています。これからも採集の記事がいくつも投稿されていくと思うので、楽しみにしていてください。
では、さようなら~。