桐朋生物部のブログ

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桐朋生物部

七月の海

〇7/19
メンバーはアカハナ、ジョニィ。
アカハナは採集主体で、僕は潜水主体でいきました(別にアカハナのほうが魚をとったことに対する言い訳ではない)。

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アカハナがとったシマスズメダイ。小さい

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アカハナがとったメバル。小さい

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アカハナがとったムラソイ。小さい

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全体の成果。

海寒かった。

〇7/29
メンバーはcider、エス氏、H氏、ジョニィ、遊び人、M氏と前より賑わいをみせる。

まず採集をはじめると、15㎝ほどのムラソイが!これは嬉しい。19日のアカハナのとったものとは比べ物にもなりません。
余談ですが、僕の場合網に入ってきて一番嬉しいサイズの魚というのは、大体15㎝前後のものなんです(と書いておきながら滅多にそんな大きさのを獲らないのは内緒。)たしかに種類によってはサイズに関係なく嬉しかったりするものもありますが、コイなんかは結構普通にとれるし、5㎝~50㎝ほどと狙える幅も広いです。その場合、40㎝とか50㎝とかの大きさのが網に頭をつっこんでいるよりもむしろ15くらいのが網の中で跳ねてる姿のほうが、何というか、「とったぞ!!」という感動が大きい。これは僕だけなんでしょうかね?

喋り過ぎました。もう少しテンポよく行きましょう。
さらに網を入れ続けると、ここではお馴染み、クジメ君が顔を見せてくれました。
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写真のは小さめですが、もう一回りくらい大きいものも数匹確認できました。

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さらにホンベラ(腹でかっ)も混じりどんどん楽しくなってきました。

しかしここでいったん休憩。昼食の時間です。[徒歩15分]と書かれた看板を見ても
「5分で着く」と言い続ける遊び人に一行は導かれ、結局は10分以上かかってコンビニに到着。僕はカップヌードルを買いましたが、他の人も蕎麦などの麺類を食べていましたね。やはり麺類は手軽で食べやすいからか、採集先では好まれるのでしょうか。

午後からは、せっかく海に来たのだからということで、水泳が得意なエス氏と一応は泳げるジョニィ、そして全く泳げないciderの3人で泳ぎに行きました。前回よりかなり暖かかったです。
水泳の得意なエス氏は、まず浮き方を教えてくれました。学校の授業でやった時、全く出来なかったのを覚えていますが、プールよりも比重が重いのか、エス氏の教え方が上手いのか(恐らく両方)、ジョニィは浮くことができました。
一方のcider君はといいますと、仰向けになって足が海底から離れた瞬間「うあぁぁっ!」という情けない声をあげながら沈むばかり。ようやくできたかと思いきや顔に波をかぶり、思い切り鼻から海水をのんで絶句する始末。
そうしているうちに、遊び人が「半身浴をする」などと訳のわからないことを口走りながら登場。しかし疲れたといって休むciderに海藻を投げつけたりと散々な行動をとり、結局は皆に海に沈められてしまいます。
遊び人も面白いことをしなくなったので、別の場所に行って魚を見ることに。

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まず出迎えてくれたのはナベカ。ひらひらと綺麗です。海水魚って感じ。

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そしてホンベラとキュウセンの小さな群れが現れます。ちなみにこの二種、同じベラ科に属しているだけでなく、キュウセン属という同じ属の仲間でもあるんです。
あと、この写真にナベカが写っているのが分かりましたか?

そして、海には危険がつきものですね、僕はアカクラゲに刺されてしまいました。針で刺したような痛みはその後数分で治まったので、本当に良かったです。恐らく軽傷で済んだのはクラゲがすでに死んでいたからだと思います。

そして、時間は2時過ぎ。潮も満ちてきました。この日は本当に楽しかったので、
泳げないことを何の欠点とも捉えないciderの雄姿をもってお別れとします。
最後まで読んで下さった方々、本当にありがとうございました。
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