2015年琵琶湖合宿 2日目 8/18
こんにちは、イールです。
琵琶湖合宿2日目について書いていきます。
また遅くなってしまいました。申し訳ありません。
7時前に起床して朝食を食べたあと、午前の採集を開始しました。
毎年、生物部は琵琶湖流入河川で採集をしています。
この日は最初に、採集地点のうち最も下流に位置する場所で行いました。前日は雨が降っていた影響で河川の流れが強くなっていたので採集ができるかどうか心配だったのですが、無事天気も快晴だったので行うことができました。
採集風景
しかし、捕れる数は例年より少なかったように感じました。やはり雨による増水の影響で魚が流されてしまったのでしょうか。正確な捕獲数はきちんと記録しているので、今までと比べて本当に変化しているのか見ようと思います。
とまあ、最初の採集から調子が悪かったのですが、そんな中ciderが大きいカマツカを捕りました。
カマツカ種群
後で測ったら20㎝もありました。このときの採集で捕れたカマツカはこれだけでした。さすがですね。
他にはアブラボテやドンコなども捕れていました。
ドンコ
ここでは50㎜以上のものが何匹も捕れて、一番大きいもでのは100㎜もありました。
午前中の採集はこれで終わりにするつもりでしたが、思ったより早く終わってしまったため少し上流の地点に行って採集することにしました。
ここでは増水の影響を受けなかったのか多くの魚が捕れ、特にドジョウやニシシマドジョウの数が多かったです。
ニシシマドジョウ
また、100㎜以上のスナヤツメが2ひきも捕れました。
スナヤツメ
採集後は宿に戻り、皆で持ってきたカップ麺で昼食を済ませ、その後は少しの間各自自由に過ごしました。魚類班は捕ってきた魚の数などを測ったりしてました。他には釣りをしていた人もいました。
で、午後の採集です。
午後は採集地点のうち最も上流の場所で行いました。
ここでもかなりの数の魚が捕れて、特にアユやウキゴリや、ナヤツメ、ドジョウが目立って多く捕れていました。
ウキゴリ
他にも、中1や中2の中には200㎜台のハスを捕った人もいました。
ひとしきり採集をした後はみんなでぼちぼちと宿に戻りました。
そのあとは夕飯をいただいて、1日目と同じように皆でその日の感想を言い合うことになりました。
そこでマリオが「高校生は、今までの採集と比べて今日はどうだったのか、高校生らしいことを言おう。」的なことを言いました。さて困った。
で、各自両爬のことや昆虫のことを発表しました。
私は、確か「スナヤツメが前年より多く感じた」的なことを言った気がします。高校生らしいことを言えたかどうかは甚だ疑問ですが。
そのあとは夜間採集を行いました。前日には出来なかった琵琶湖で夜間採集する組と前日通り駅までの道のりでカエルなどを採集する組の二手に分かれました。
私は魚類採集のほうに参加しました。
採集風景(琵琶湖)
暗くて写真じゃわかりにくいですね。遠くに見える灯りは街頭などの光で、近くのは部員たちの懐中電灯の灯りです。
夜間魚類採集では、湖畔や港で眠っている魚を狙います。この時は全部で7種類の魚が捕れました。特に多かったのはヤリタナゴでした。
これで今日の採集は終わりですが、魚類班と両爬班は生き物の計測があったのでそれを終わらせてから眠りました。魚類班の計測では、魚類班員以外でも多くの部員が手伝ってくれて、とても助かりました。いやあ本当なんとお礼したらよいか。そういえばお礼でお菓子あげるとかいって結局あげられてない気がするけど、気のせいですよね。
次回は3日目です。
<成果>
○午前1
・アブラボテ 53
・ヤリタナゴ 14
・ウキゴリ 66
・ドンコ 13
・ヌマチチブ 10
・カマツカ種群 1
・アブラハヤ 18
・カワムツ 2
・ヨシノボリ類 13
・スナヤツメ 2
・アユ 2
・ドジョウ種群 3
・ニシシマドジョウ 3
・カジカ湖沼型 4
・カジカ大卵型 1
・カジカ類 1
○午前2
・ハス 2
・アユ 33
・ニシシマドジョウ 21
・ドジョウ種群 64
・ウキゴリ 63
・スナヤツメ 18
・アブラハヤ 61
・ドンコ 1
・タモロコ 5
・ヤリタナゴ 18
・オオクチバス 1
・カマツカ種群 1
・アブラボテ 32
・ギバチ 1
・オイカワ 3
・カジカ類 25
・ヌマチチブ 2
・ヨシノボリ類 9
・アカザ 1
○午後
・ハス 4
・アユ 130
・オイカワ 9
・ニシシマドジョウ 7
・カマツカ種群 2
・ドンコ 7
・ウキゴリ 37
・アブラハヤ 32
・スナヤツメ 17
・タカハヤ 1
・タモロコ 2
・ヨシノボリ類 2
・ヤリタナゴ 3
・アブラボテ 10
・ギバチ 1
・アカザ 2
・ドジョウ種群 34
・カジカ類 13