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桐朋生物部

解剖実習 9月27日

こんにちは、アカハナです。
先週の土曜日に解剖実習を行いました。今回はカエルと魚を解剖してみました。
※これより先、グロテスクな画像が表示されます。苦手な方はご遠慮ください。

ミーティング後隣の教室に移動。最初は先輩がやり方を教えます。
使用したのはトウキョウダルマガエルとコイ。
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コイの解剖方法を教えるイール。カエルはアカハナが教えました。
生物部では、カエルの解剖ではいつも麻酔を使わず上あごを切り落とすことで動きを止めています。今回も中一にはその方法を教えました。

イール、アカハナのレクチャーが終わると早速解剖を開始。各自自分が選んだ生き物を解剖していきます。

例年通り、中一がためらっていましたが、しばらくするとふっきれたようで意欲的に取り組んでいました。
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解剖の様子。身体を開き終わった後は各自スケッチをしました。
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カエルの内臓。ちなみに解剖したのはチャリンライダー。さすがにうまいですね。
他にもうまい中一も何人かいたように思います。

続いてコイ
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中2が解剖したコイ、こちらも上手にできています。
大半の人が臓器を見ることができたところでスケッチをしてもらい、事前に配ったプリントを見ながら臓器の名称を書き込んでもらいました。

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熱心にスケッチをする中一。うまく解剖した人はまだカエルの心臓が動いているのを観察できました。

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こちらは遊び人のスケッチ。よくかけています。遊び人が解剖した個体は肺がまだ膨らんでいたので、そこがスケッチに反映されていますね。

また、W-netはカエルの体内から寄生虫を見つけていました。
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さっそくプレパラートを作り顕微鏡で観察。このときまだ尻尾?が動いていて不気味でした。

スケッチが済んだあとは自分が解剖した以外の種類の臓器を観察し、両生類と爬虫類の違い(浮き袋の有無等)を確認していました。

2時間ほど解剖をしてお片づけに。解剖に使った生き物に冥福を祈りつつ、処理をしました。器具や使った教室の片づけをして解剖実習は終了。

みんなきちんとカエル・コイの臓器の位置や形について学んでいるようでよかったです。やったかいがあるというものでしょう。是非来年も行いたいものです。

それでは、さようなら。